先日、大手回転寿司チェーン店「くら寿司」へ一人で回るお寿司を食べに行ってきました。
回転寿司と言えば、家族や友達、恋人とわいわいしながら回るお寿司を手に取って食べるイメージがあり、一人でフラッと行ってみたいという思いがありながら敬遠していました。それでも、どうしてもお寿司が食べたいという気分だったので意を決して一人でくら寿司へ行くことにしました。
この記事では、初めて回転寿司で一人で行ってみたレポとともに、くら寿司入店後から退店までの注文方法や会計方法などのシステムも紹介しています。初めてくら寿司へ行くという人も参考にしてみてください。
目次
回転寿司「くら寿司ビナリオ梅田店」へ一人で行ってみた
今回行ってきたのは、大阪梅田にある「くら寿司ビナリエ梅田店(元サンルート梅田店)」です。場所は大阪市北区豊崎3丁目。梅田芸術劇場やMBS、梅田ロフトがあるあたり。連日多くの人で賑わうJR大阪駅周辺からは少し離れた立地ですが、大阪梅田エリアで唯一の100円回転寿司ということで土日祝はもちろん平日も多くのお客さんでいっぱいのお店です。
大阪の中心地である梅田にあり、近くにはお洒落なカフェやファッションビルやショッピングモールがあるということで、客層は10代から30代の若者が多いです。特に休日は学生さんが多い印象。平日だとサラリーマンやOLの人も結構います。さらに、最近は外国人のお客さんも多く見かけます。逆に郊外の店舗と違って家族連れの人は少ないです。
一人で回転寿司へ行くなら、カウンター席一択!
くら寿司へ入店すると、入ってすぐのところにタッチパネル式の「順番受付・券売機」があります。まずは、この券売機で受付番号整理券を発券します。発券の仕方は、テーブル(BOX席)かカウンター優先かを選び、人数を入力して最後に「発券する」をタッチするだけ。店内が空いているような時は、発券機を使って整理券を発券しなくても、店員さんが「何名様ですか?」と聞いてくれてすぐにテーブルかカウンターかに案内してくれます。
くら寿司に関わらずスシローやかっぱ寿司、はま寿司など回転寿司へ一人で行く場合は、座席はカウンター席一択です。僕は本当はゆったりと座れるテーブル席が好きですが、一人で行く場合は絶対テーブル席は避けてカウンター席を選ぶべきです。
その理由は簡単。カウンター席だと普通に一人の人もいるので周りに自然と溶け込むことが出来、一人でお寿司を食べていても目立ちませんが、テーブル席だと目立ちます。テーブル席は周りはみんな家族や友達連れの人たちばかりです。一人だと確実に浮くので、絶対カウンターへ行くべき。また、ほとんどの人(複数人の人)はテーブル席を選ぶので、混雑している時でもカウンターならすぐに案内されます。
一人で待ち合いスペースで番号の呼び出しを待つ
発券機で受付番号の書かれた整理券を受け取ったら、待ち合いスペースで番号が呼ばれるまで待ちます。正直、一人でくら寿司へ行ってみて、一番「一人はちょっとつらいな」と感じたのはこの待ち時間。待ち合いスペースは1人でカウンター優先で待っている人も家族や友達でたくさんの人数で来ているテーブル待ちの人たちとも一緒なので、ちょっとこの時はつらいかも。ただし、カウンター席はすぐ呼ばれるので我慢。
今回、僕は当然カウンター優先を選びました。もちろん人数は1名。受付番号は33番です。待ち合いスペースで待っている時は周りにほとんど一人らしき人は見かけなかったので、ちょっと周りの目線が気になりました。「一人で回転寿司か・・・」「寂しいな」なんて思われているのかもと思いながら。でも、こういうのを気にしているのは大体当の本人のみで、周りの人たちは何も気にしていないと思います。なので、言ってしまえば自分との戦い!
番号を呼ばれ、指定番号のカウンター席へ
テーブル席はかなり待ち時間が長かったみたいですが、カウンター優先の僕はすぐに番号が呼ばれました。くら寿司では、「おひとり様でお待ちの33番様」と呼ばれ、店員さんから座席番号の書かれた伝票を貰い、その番号の座席へと移動します。当然店員さんは「えっ一人で来たの?」という反応をすることもなく、普通におひとり様にも慣れたような感じでカウンター席の28番へと案内してくれました。
カウンター席は意外と一人の人も多い
カウンター席に座ってしまうと、もうほとんど一人での恥ずかしさみたいなものはなくなります。カウンター席だと結構一人で来ている人もいます。カウンター席に座ってみると、すぐ隣の人も一人の人でしたし、カウンター越しの向か側にも何人か一人のお客さんの姿が見えました。それにカウンター席は複数人で来ている人も多くて二人まで。テーブル席のように三人以上のお客さんはほぼいないので、それほどうるさくなくゆったりと一人の時間を過ごすことが出来ました。
一人で自由気ままに好きな寿司ネタを食べる
一人回転寿司の醍醐味は、好きなタイミングで好きなネタを自由気ままに食べられること。家族や友達と一緒だと、「今あれを頼むのはあれかな」とか「同じものばかり食べるのは変かな」とか「食べるペースが遅いな」とかいろいろと気を遣うこともありますが、一人だとそんなこと気にせず食べられるので意外と良い!この日は、ちょっとお寿司を数皿つまみたいぐらいの気持ちだったので、一人だからこそ数皿食べるためだけに回転寿司にこれた感じです。
僕の一番の好きな寿司ネタは、とびっこ。意外と回転寿司ではとびっこがないお店もあるので、定番メニューとして美味しいとびっこがあるくら寿司がかなり好きです。このとびっこのプチプチとした食感がたまりません。いくらも好きですが、その倍々以上にとびっこが好き。実はこの日とびっこだけ3皿も食べました。一人だと同じものを何皿頼んでも誰にも何も言われません。
くら寿司へ来たら絶対に頼むのが、とろサーモン。脂がめちゃくちゃ乗っていて美味しい!
そしてカツオたたきも好き。くら寿司の良いところはポン酢があるところ。他の回転寿司チェーンはポン酢を置いているところがあまりないので、カツオたたきを食べる時、テンション下がりながら仕方なく醤油を使っています。でもやっぱりカツオのたたきはポン酢が美味しい。ポン酢も常備しているくら寿司最高です!
そして最後に食べたのがびんとろ。とろですが、脂はさっぱりとしているので最後に食べるネタに丁度良いです。
注文はタッチパネルで出来るから女性一人でも安心
くら寿司の良いところは、全てのカウンター席の頭上にタッチパネルがあるところ。他の回転寿司ではカウンター席に、2席に1台というところもあるみたいですが、くら寿司は1席に1台。自分専用の注文用タッチパネルがあるので、いつでも気兼ねなく欲しいネタを注文することが出来ます。
正直、タッチパネルが無い回転寿司や普通の板前さんが握ってくれるお店は、注文する時が面倒です。遠くにいる板前さんにわざわざ注文の度に大きめの声を出してほしいネタを言わないといけないのは1人だと更に辛い。なので、一人でも気軽に欲しいネタを注文できるくら寿司は最高。女性一人で行く場合も安心だと思います。
メニュー豊富だからわざわざ行って食べたくなる
お寿司を食べるだけなら、スーパーでお寿司を買って家で食べればいい話ですが、回転寿司はお寿司のネタが豊富。そして、お寿司以外にもうどんやラーメン、ハンバーガー、ポテトフライ、デザートなどのメニューも豊富です。だからこそ、わざわざ回転寿司へ行きたくなるわけです。
最後に伝票を持ってレジへ行きお会計
くら寿司で十分一人回転寿司を堪能。あとは会計を済ませるだけ。くら寿司では、食べ終わったらタッチパネルの会計ボタンを押します。すると、店員さんがやってきて食べたお皿をカウントしてくれます。それが終わったらあとは最初に受け取った伝票を持ってレジへ行くだけ。今回は、計7皿を食べてお会計は770円。
初めての一人回転寿司をしてみての感想
良かったところ
- カウンター席だから混んでいてもすぐ座れた
- カウンター席は普通に一人の人もいるので安心出来た
- 自由気ままに自分のペースで好きなネタのみ食べられた
- 欲しいネタの注文はタッチパネル式だから楽
- サクッと食べたい量だけ食べて店を切り上げることが出来た
つらかったところ
- 最初入店前は少しドキドキ
- 待ち合いスペースで家族連れや友達連れの人が多い中一人で待っている人はつらかった
- カウンターに座って最初の数分は周りの目線が少し気になった(ただし、周りに一人の人もいたので、すぐに一人にも慣れた)
一人回転寿司は全然有り!むしろオススメかも
今回、回転寿司屋さん「くら寿司」に初めて一人で行って回るお寿司を食べてみました。結果的に、入店後からカウンター席に座って間もない頃までは、自分の心の中で「一人はちょっとどうかな」という気持ちが強かったので、ついつい周りの目線が気になったり、周りの人が心の中でどう思っているのかが気になったりしました。でも、カウンター席には普通に同じく一人の人もチラホラといたので、すぐに一人に慣れてお店を出るまでには一人での回転寿司を楽しむことが出来るようになっていました。
一人回転寿司は最初は少しハードルが高く感じるかもしれませんが、実際に行ってみると実はそんなことはありません。一人で来ている人もいるので、全然普通のことです。むしろ一人だと自由に自分のペースで自分の食べたいネタを食べたいだけ食べられるので快適です。意外と一人回転寿司はオススメかもしれません。