寒い冬こそ外へ出て走るのがオススメ。冬のランニングは夏に比べてたくさんエネルギーを消費するためダイエットに良く、気温が低いため長い距離も走りやすいといったメリットがあります。冬は寒ささえ克服してしまえば、走るのには打ってつけの季節です。
この記事では、冬の寒さを乗り切るための防寒ウェアと早朝や夜間の暗い時間帯も安全に走ることが出来るLEDライトグッズを紹介しています。冬のランニングではどんな服装で、どんなグッズを身に着けて走れば良いのか悩んでいる方は是非参考にしてみてください。
目次
冬のランニングはダイエットに効果的!走らないと勿体ない
冬のランニングはダイエットに効果的です。
ダイエットのために走るなら汗をたくさんかく夏場の方が効果が高そうですが、実は夏よりも冬の方が効果が高いのです。その理由は、暖かい気温の中で走るよりも寒い気温の中で走る方がより多くのエネルギーを消費出来るためです。筋肉を動かすために、夏よりも冬の方がたくさんエネルギーが必要となるため、冬の運動の方がダイエットに効くのです。
また、冬の方が夏よりも基礎代謝が高いというのも痩せやすい理由の一つです。逆にこの痩せやすい冬の時期にしっかり運動をしておかないと年末年始の暴飲暴食で太ってしまうので要注意です。
冬のランニングで注意しておきたい3つのこと
1.ウォーミングアップを入念にする
冬のランニングは、春夏以上にしっかりとウォーミングアップをしておく必要があります。いきなり寒い外へ出て運動をすると、血圧や心拍数が急激に上がったり、筋肉に大きな負担がかかりするので事前に自宅で入念にストレッチをして体をほぐしておきましょう。また、外へ出ていきなり走るのではなく、10分ぐらいはウォーキングをするのがオススメです。
2.走る服装はしっかり防寒対策をとっておく
冬の走る服装選びは、防寒対策が重要となります。半袖短パンでは寒すぎるので、長袖長ズボンを着用しましょう。また、インナーアイテムとしてアンダーシャツ、ロングタイツを着用するのもオススメ。真冬の本格的な寒さを凌ぐためには、手袋やネックウォーマーなどのアイテムがあると助かります。
3.暗い時間帯に走るなら安全対策にライトは必須
冬は日照時間が短く、通勤前の朝の時間帯はまだまだ暗く、仕事終わりの夕方の時間帯には既に太陽が落ちてしまっています。そのため夏に比べると暗い時間帯を走ることが自然と多くなります。暗い中でのランニングは、足元の悪さによる転倒や車・自転車との接触といった危険性があるため、それを回避するためにもLEDライトを身に着ける必要があります。
寒い冬のランニングを乗り切るためのオススメグッズ
①裏地付きウインドブレーカー
冬のランニングの定番の防寒ウェアと言えば、ウインドブレーカー。防風性に優れたウェアで、冷たい風から上半身を守るのに効果的です。ランニング用ウインドブレーカーは、首回りも冷たい風からしっかり守ってくれるので、1枚着用するだけで随分と温かくなります。
また、ウインドブレーカーは裏地無しのものと裏地ありのものがありますが、冬に着用するなら裏地付きがオススメ。本格的な寒さを迎える冬に裏地無しはさすがに寒いので、裏地付きの保温性に優れたものを選びましょう。
さらに、暗い時間帯を走ることを想定して、明るめの色を選んでおくのがオススメ。黒やグレー、ネイビーといった暗いカラーのジャケットだと、暗闇と同化して周りから見えにくくなり危険です。明るめの色を選んでおくことで夜も安全に走ることが出来ます。
②アンダーシャツ(長袖)
冬の冷え込む夜に走るなら、インナーウェアとしてアンダーシャツを着用するのがオススメ。Tシャツの下にアンダーシャツを着用するだけでかなり温かくなります。スポーツ用アンダーシャツは薄手でありながら保温性に優れているので、ランニング用防寒ウェアとして最適です。
また、アンダーシャツは冬のマラソン大会でも重宝します。冬のマラソンは寒さ対策をしておく必要がありますが、あまり着こんでしまうと途中で暑くなったり、ウェアが重く感じたりします。アンダーシャツは軽量で着ぶくれすることもないのでマラソンの防寒ウェアにぴったり。半袖Tシャツの下に長袖アンダーシャツを着用するというのが、ランナー定番のスタイルです。
③ランニングタイツ(ロングタイツ)
足元の防寒対策には、ロングタイツを着用するのがオススメ。長ズボンを着用するのも良いですが、ロングタイツの方が圧倒的に走りやすいです。そのため、冬のマラソン大会では、短パンに防寒対策としてロングタイツを合わせるのが主流となっています。
また、冬の夜のランニングでは、長ズボンを履くだけでは寒いこともあるので、そんな場合は、インナーとしてロングタイツを下に履くのもオススメです。ランニングタイツは速乾性に優れているので、汗冷えなどの心配もあまりありません。
④手袋
冷たい風が吹き荒れる冬のランニングでは、手の防寒に手袋が必要です。冬の寒い中走ると、手がかじかんでしまって大変です。ある程度走ると体が温まってきて、手も温まるため手を外に出して走っていても問題ありませんが、走り出しはそうはいきません。
そんな寒さから手を守るために冬は手袋を着用するのがオススメ。冬のランニングで着用する手袋は薄手のものがオススメです。ある程度走ると次第に手も温まってくるので、厚手の手袋は不要です。走りながら手袋を脱ぐことも多いので、ランニングウェアのポケットにすっぽりと収めることが出来る薄手で軽量な手袋を選ぶのがオススメです。
⑤ビーニー(ニット帽)
冬のランニングの帽子は、ビーニー(ニット帽)がオススメです。普通のランニングキャップを被るのも有りですが、それだとかなりの確率で耳が痛くなってしまいます。特に冷え込む冬の夜に走るなら、耳を冷たい風から守るのは必須。耳が痛くなってしまうと、もうランニングどころではありません。
ビーニーは耳をすっぽりと覆うことが出来る帽子なので、耳の防寒に効果的です。ランニング用ビーニーは速乾性にも優れているので、長時間着用する場合でも快適です。普段使いするようなビーニーだとすぐに汗でビショビショになってしまうので、スポーツメーカーの速乾性の良いものを選びましょう。
⑥ネックウォーマー
冬のランニング中の首元の防寒にネックウォーマーがオススメ。首元は、温めることで効率的に体全身を温めることが出来る重要な部位です。そのため、ネックウォーマーは非常に有効な防寒アイテムです。ネックウォーマーはものによっては、鼻と口もすっぽりと覆うことが出来るものもあるので、自分の用途にあったものを選びましょう。
⑦ヘッドライト
冬のランニングは、暗くて足元が見えない中走ることが多いです。特に普段河川敷や森林公園、田舎道を走るような場合、周りの灯りはほとんどないので、本当に真っ暗な中走ることになります。当然足元が見えないので、段差につまづいて転倒してしまったり、足を踏み外して落下してしまったりといった危険性が出てきます。
そんな状況では安心して走ることが出来ません。そんな悩みを解消するのがヘッドライト。ヘッドライトは前方や足下を照らすのに効果的なライト。ランニング向けヘッドライトは意外とたくさんあるので、冬の早朝や夜間に走る場合はヘッドライトを活用してみましょう。
⑧アームバンドライト
真っ暗な中、良く目立つようにすることで歩行者、自転車、車などとの接触事故を回避することが出来ます。そのためのアイテムとして、腕に装着して明るく光るアームバンドライトが効果的です。かなり明るく光るので、前方からの後方からもランナーの存在が遠くから分かるようになります。
寒さ対策をしっかりして、寒い冬もランニングを続けよう
寒い冬はわざわざ外へ出て走るのは億劫になりがちです。でも、冬に走るのはダイエットに良いし、良いタイムも出やすい。何よりマラソンシーズン真っ最中なので、大会へ向けてしっかりと走っておきたい時期です。防寒対策と安全対策をして、寒い冬も頑張ってランニングを継続していきましょう。