カー用品の定番アイテムである「車用ドリンクホルダー」は、車内へコンビニコーヒーや缶ジュース、ペットボトル飲料を持ち込んだ際に運転中でも飲みたい時にすぐに飲めるように近くに置いておくのに大変重宝する便利グッズ。オートバックスやイエローハットといった車用品専門店だけではなく、ダイソーやセリア、キャンドゥといった100円ショップでも購入可能。
今回、車内のドリンク置き場を増設(拡張)するため、好みの場所に取り付けするため、実際に100均ダイソーで車用ドリンクホルダーを3種類買って使ってみることにしました。安く買える100均の車用ドリンクホルダーがどのぐらい使えるのか気になっている方は是非参考に。
目次
100円均一ダイソーで車用ドリンクホルダーを3種類買ってみた
今回、100円ショップのダイソーで車用ドリンクホルダーを3種類購入。車用ドリンクホルダーを買った理由は、標準装備として備え付けられているドリンクホルダーに少し不便を感じたためです。現在乗っているホンダ・ヴェゼルのドリンクホルダーは、運転席と助手席の間にあるセンターコンソールのドリンクホルダーのみ。運転中でも手を伸ばしやすいハンドル右側にドリンク置き場はなく、さらに後部座席も足元にしか収納スペースがないという状況。そこで、車内で過ごす時間を少しでも快適なものにするために、100均アイテムで飲み物置き場を増やすことにしました。
ダイソー「カードリンクホルダー(折りたたみ)」
商品名 | カードリンクホルダー(折りたたみ) |
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価格 | 100円(税別) |
取付場所 | エアコン吹き出し口 |
対応ドリンク | ペットボトル・太缶・細缶 |
耐荷重量 | 400g |
材質 | ABS樹脂 |
販売元 | 大創産業 |
100円均一ダイソーで買った車用ドリンクホルダーの一つ目は、「カードリンクホルダー(折りたたみ)」。運転席・助手席前にあるエアコン吹き出し口のエアコンルーバー(エアコンフィン)に付属のクリップを差し込むことで固定するタイプの、ごくごく一般的な車用ドリンクホルダーです。置けるドリンクも、ペットボトルと太缶、細缶と様々な種類の飲み物に対応しているとのこと。耐荷重量は400gなので、スペック上は500mlのペットボトルはNG。素材は一般的なABS樹脂。
この車用ドリンクホルダーの大きな特徴は、折りたたみ式であること。未使用時は前部のパーツを折りたたむことが出来るためコンパクトにすることが可能。
ダイソー「カップホルダー(ミニトレー付き)」
商品名 | カップホルダー(ミニトレー付き) |
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価格 | 100円(税別) |
取付場所 | 備え付けドリンクホルダー |
サイズ(寸法) | 幅12.3x奥行8.3x高さ11cm |
耐熱・耐冷温度 | 100℃・-20℃ |
材質 | ポリプロピレン |
販売元 | 大創産業 |
ダイソーで買った車用ドリンクホルダーの二つ目は、「カップホルダー(ミニトレー付き)」です。このドリンクホルダーは新たにドリンク置き場を増設するタイプの商品ではなく、もともとあるドリンク置き場の機能性を拡張するための商品。底上げ効果があるため、ドリンクホルダーの底が深く背の低い飲料容器を置くのに不便を感じているような場合に重宝するアイテムです。
さらに大きな特徴として、小物を置くのに便利なミニトレーを備えています。
ダイソー「ヘッドレスト用小物ポケット」
商品名 | ヘッドレスト用小物ポケット |
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価格 | 200円(税別) |
取付場所 | ヘッドレスト |
耐荷重量 | 200g |
販売元 | スルガ株式会社 |
ダイソーで買った車用ドリンクホルダーの三つ目は、「ヘッドレスト用小物ポケット」。運転席と助手席のヘッドレストに装着し、後部座席用ドリンクホルダーとして活用出来る商品です。商品名にあるように飲み物入れ専用商品ではなく、飲み物だけではなくお菓子入れ、メガネ入れ、スマホ入れといったように小物入れとして使用出来るアイテム。
見た目はダイソーの100円商品であるため安っぽさは否めませんが、カーボン調を採用しておりそれなりにお洒落です。
ダイソーで買った車用ドリンクホルダー(折りたたみ式)を使ってみての感想
エアコン吹き出し口への取付は簡単
まずは、ダイソーで買った定番の車用ドリンクホルダーである「カードリンクホルダー(折りたたみ)」を使ってみることに。取り付け方は簡単で、付属品であるエアコンクリップ2本をカードリンクホルダー本体裏の差込口へとはめ込み、そのクリップをエアコン吹き出し口のルーバー(フィン)へと奥の方で引っ掛けるように取り付けします。
そして、ドリンクホルダーが水平になるように底にあるスライドパーツで調整します。スライドパーツは底のスライドパーツ両隣にある突起物を押し込むことで伸ばしたり縮めたりすることが出来るようになっています。
質感は高くないものの、見た目はシンプルで良い
ダイソーの100円車用ドリンクホルダーを設置してみたところ、見た目はシンプルで良い感じ。ただし、質感は低く安っぽさは際立ちます。
折りたたみ出来るのは便利
このドリンクホルダーの一番良いところは、折りたたみ出来るところ。ハンドルすぐ右側のエアコン吹き出し口にドリンクホルダーを取り付けると、ドリンクホルダーが邪魔に感じることがありますが、この折り畳み出来るタイプだと未使用時はコンパクトにできるためとても便利です。
安定感がある
100均のドリンクホルダーであるため、ドリンクのホールド力に少し不安を抱いていたものの、ホールド力は全く問題ありませんでした。このドリンクホルダーに、缶コーヒー(190g)とコンビニコーヒー(ローソンのホットカフェラテMサイズ)、280mlペットボトルをそれぞれ置いて走ってみましたが、揺れたり、ガタガタと音が鳴ったりといったことはありませんでした。
ちなみに500mlペットボトルを一応おいてみましたが、うまく安定させることが出来なかったため、500mlペットボトル用に使用するのはオススメ出来ません。
ドリンクが取りづらい・・・
ダイソーの「カードリンクホルダー(折りたたみ)」の最大のデメリットは、置いてあるドリンクが取りづらいことです。置くのはとても置きやすいのですが、走行中に片手で飲み物を取るのがとにかくしづらい。ドリンクを取り出すと、ホールド部分であるフラップが容器に引っかかるためドリンクホルダーごと上に上がってしまう感じでかなり不便さを感じました。特に飲み口が開いている容器だとその際の振動で中身がこぼれてしまわないかと不安に感じます。正直、頻繁にドリンクを出し入れする用途としてはあまりオススメしたくないところ。
ダイソーで買ったミニトレー付きドリンクホルダーを使ってみての感想
備え付けドリンクホルダーに置くだけ
次に「カップホルダー(ミニトレー付き)」を使っていきます。使い方はとても簡単で、車内の備え付けドリンクホルダーに差し込むだけ。もし、備え付けドリンクホルダーの口径が広くゆるくなってしまう場合は布やゴム等を本製品に巻くなどの対策をとると良いようです。
背の低い飲み物を置くのに最適
備え付けドリンクホルダーに缶コーヒーやコンビニコーヒーのSサイズを置くと容器の背が低いために出し入れの際に不便を感じますが、このカップホルダーで底上げしてあげればそういった不便さを解消出来ます。実際、190gの缶コーヒーを良い感じに置くことが出来ました。
また、缶コーヒーを置くと、ドリンクホルダー内で缶コーヒーが動いてガタガタと音が出るのではないかと心配でしたが、そんなことはなく予想以上に安定感がありました。おそらく底部にちょっとした段差?のようなものと滑り止めのようなものがあるおかげだと思います。
小物が置けるので便利
このドリンクホルダーの特に良かったところは、ドリンクのすぐ隣に小物を置けるスペースがあるところ。スマートキー置き場や眠気様使用ガムなどの置き場にかなり良い感じです。
ダイソーで買った後部座席用ドリンクホルダーを使ってみての感想
ヘッドレストへの取り付けは簡単
最後に、「ヘッドレスト用小物ポケット」を使ってみました。取り付け方は簡単で、運転席又は助手席のヘッドレストのポールにフックをひっかけるだけです。ヘッドレストを取り外す必要はありません。
飲み物を置くなら小さいペットボトル一択!
この商品を後部座席用ドリンクホルダーとして活用するなら、350~280ml程度の小さいサイズのペットボトルのみオススメ。500mlペットボトルも置けないことはないものの、安定感に欠けます。また、斜めに傾く構造であるため、缶コーヒーやコンビニコーヒーのように完全にフタをすることが出来ない飲料を置くのには不向きです。
じゃがりこを置くのにぴったり過ぎる!
このヘッドレスト用小物ポケットは、ペットボトル飲料やお菓子、スマホ、メガネといった小物を置くのに便利なポケットですが、特にじゃがりこを置くのにオススメ。その理由は、サイズがじゃがりこ専用ポケットと言って良いぐらいぴったりサイズで、さらに斜めに傾き容器からじゃがりこを取り出しやすいためです。
100均の車用ドリンクホルダーも良いけど、オススメは1000円前後の商品
今回、100円均一ダイソーで車用ドリンクホルダーを購入し使ってみましたが、いまいち納得出来るものではなかったため、1000円程度するカーメイトの車用ドリンクホルダーを買って使ってみました。100円商品と1000円商品両方使ってみましたが、率直にオススメは1000円商品。正直、ダイソーの商品は安くて機能性も良くコスパが良いので好きなのですが車用ドリンクホルダーに関しては、1000円商品の方が明らかにコスパは良いように感じました。
オススメ①ドリンクが取りやすい
カーメイトの車用ドリンクホルダーの良いところは、ドリンクが取りやすいこと。運転中でも片手で容易にドリンクを取ることが出来るので、運転中でも飲み物が飲みやすいです。100均の商品のように、引っかかって取りにくいみたいなわずらわしさがありません。もちろん、ドリンクを置いた時のホールド力も完璧です。置いた時にはしっかりとホールドし、それでいて取りやすいというのが1000円商品と100円商品の大きな違い。
オススメ②見た目が良い
機能性だけではなく見た目の良さも1000円商品と100円商品の大きな違いです。100円商品は純粋にプラスチック素材で出来たチープな見た目ですが、1000円商品はメッキ素材やカーボン調デザインを採用するなど高級感がありカッコイイ見た目となっています。
100均の商品では満足出来ない人へ、車用ドリンクホルダーのオススメ5選
1、高級感ある見た目で使い勝手も抜群、「カーメイト・ドリンクホルダー(カーボン調)」
100均商品では満足出来ない人へ、一番のオススメはカーメイトのカーボン調ドリンクホルダー。高級感ある見た目で、さらに4点フラップ構造で抜群の安定感を発揮するように機能性も抜群。質感が高く機能性の高いアイテムを1000円で購入出来るため、かなりコスパの良い車用ドリンクホルダーです。
2、ワンプッシュで自動で開く折り畳み式、「カーメイト・ダンパー内蔵ドリンクホルダー」
折りたたみ出来る車用ドリンクホルダーとしては、カーメイトのダンパー内蔵ドリンクホルダーがオススメ。ボタンを押すと、ゆっくりと開く仕組みのドリンクホルダーで高級感がありオススメ。
3、飲み物と一緒にスマホも置ける、「ペルシード・ドリンクホルダー」
飲み物とスマホを一緒に置きたい人に、ペルシードのドリンクホルダーがオススメ。ドリンクだけではなくスマホも一緒におけるためめちゃくちゃ便利。
4、備え付けドリンクホルダーを2本に拡張、「カーメイト・ツインカップホルダー」
備え付けドリンクホルダーを2本に拡張したい人には、カーメイトのツインカップホルダーがオススメ。高級感ある見た目で、さらに様々な形状のドリンクに対応し優れたホールド力を発揮。ダブルスライド機構により好みの位置へと調整することも可能。
5、保温・保冷出来る、「KEYNICE ドリンクホルダー」
冬にホットを夏にアイスを出来るだけ長く美味しく飲みたいなら、KEYNICEの保温・保冷機能を備えたドリンクホルダーがオススメ。シガーソケットアダプターをつなげるだけで最大-6℃まで冷却、最大60℃まで加熱出来る便利アイテムです。