TSUTAYAの雑誌読み放題サービス「Tマガジン」を使ってみました。
現在、僕は雑誌読み放題サービスは、楽天の楽天マガジンを使っていますが、楽天マガジン・dマガジンの250誌以上よりも多い400誌以上を取り扱っているというのが魅力的で試しに使ってみたわけです。
そこで、楽天マガジンやdマガジンからの乗り換えを検討している人や新たに雑誌読み放題サービスを利用してみようと思っている人のために、Tマガジンを使ってみて分かったメリットとデメリットについて紹介してみたいと思います。
目次
Tマガジンとは
Tマガジンとは、TSUTAYAが提供する雑誌読み放題サービスです。
現在、雑誌の読み放題サービスでは、ドコモのdマガジン、楽天の楽天マガジンが有名。そこに2019年新たに誕生した雑誌読み放題サービスが、Tマガジンです。
Tマガジンは、dマガジンと同じ月額400円(税抜)で、業界最高水準となる400誌以上を取り扱うサービスです。dマガジンと楽天マガジンは共に250誌以上の取扱いとなっているので、取り扱っている雑誌が多いというのがTマガジンの最大の特徴です。
Tマガジンの雑誌ラインナップ
Tマガジンの雑誌は全12ジャンル400誌以上です。
他社雑誌読み放題サービスと大きく違うのが、コミック雑誌とR18指定の雑誌を取り扱っているところです。また、他社サービスよりもマニアックな雑誌も取り扱っているため、業界最高水準の400誌以上となっています。他社には無い雑誌も、Tマガジンならある可能性が高いです。
特にdマガジン、楽天マガジンにはない「るるぶ」があります。
ジャンル | 誌数 | 雑誌例 |
---|---|---|
ニュース・総合誌 | 18誌 | 週プレ,週刊文春,週刊SPA!,週刊女性セブン |
男性ライフスタイル | 23誌 | MONOQLO,Begin,pen,Tarzan,日経TRENDY,家電批評 |
男性ファッション | 15誌 | 2nd,Fine,MEN’S NON-NO,カジカジ,UOMO,LEON,MEN’S EX |
女性ライフスタイル | 27誌 | anan,ESSE,LDK,Hanako,美的,OZ magazine,VOCE,MAQUIA |
女性ファッション | 33誌 | non-no,CanCam,Oggi,MORE,JJ,ViVi,Ray,JELLY,SCawaii,seventeen |
ビジネス・国際・IT | 19誌 | エコノミスト,ダイヤモンド,東洋経済,PRESIDENT,日経WOMAN,日経マネー,週刊アスキー |
スポーツ・車 | 63誌 | GOLF TODAY,Number,CARトップ,BikeJIN,RUNNING style,Bicycle CLUB |
エンタメ・趣味 | 69誌 | サイザー,週刊ザテレビジョンPLUS,山と溪谷,デジタルカメラマガジン,アニメディア,ファミ通,月刊エンタメ,ディズニーファン,韓国ぴあ,旅と鉄道 |
暮らし・料理・健康 | 35誌 | クロワッサン,たまごクラブ,ひよこクラブ,いぬのきもち,ねこのきもち |
旅行・グルメ | 14誌 | るるぶ,おとなの週末,旅の手帖, |
コミック雑誌 | 16誌 | 月刊コミックゼノン,グランドジャンプ,月刊アクション |
R18 | 105誌 | 週刊実話,エキサイティングマックス,ソフトオンデマンド |
Tマガジンを使ってみて分かったメリット
最初の1カ月無料で使える
Tマガジンは、最初の1カ月間は無料です。
この点は、他社サービスと同じですが、お試しで1カ月間無料で使えるというのは嬉しいです。今回は、楽天マガジンと比べて良いのか、悪いのか気になっていたので、無料でお試し出来たのはとても有難かったです。
月額料金400円でコスパが良い
正直、Tマガジンの月額400円(税抜)はめちゃくちゃ安いです。
400誌以上見放題と他社サービスよりも見れる雑誌が多いのに、月額料金はほぼ他社と同じ。250誌以上のdマガジン(400円)と同じ、250誌以上の楽天マガジン(380円)より20円高いだけ。読める雑誌数が多いのにほぼ同等の値段なので、コスパはかなり良いと感じました。
Tポイントが使える
Tマガジンは、料金の支払いにTポイントが使えます。
Tポイントはヤフーショッピングで貯めることが出来るので、ヤフーショッピングを良く利用する人には、Tマガジンはかなりオススメです。僕はAmazonと楽天市場を多く使い、ヤフーショッピングはあまり使わないので、それほどメリットではありませんが、ヤフーユーザーの人からしたらかなりのメリットだと思います。
おまけにTマガジンは、200円(税抜)あたり1ポイントのTポイントが貯まるので、Tポイントを使えるだけではなく、Tポイントを貯めることも可能。
雑誌数が多い
とにかく雑誌の数が多いのがTマガジンの最大の強みです。
正直なところメジャー雑誌に関しては他社サービスとほぼ同じです。でも、少しマニアックな雑誌に関しては他社サービスには無いものがTマガジンにはたくさんあります。例えば、趣味系の本は鉄道、園芸、将棋、つり、時計、ドラム、パチスロ、韓流と本当に様々な雑誌があります。
コミック雑誌も読める
Tマガジンはコミック雑誌も読み放題に入っています。
他社サービスは、漫画雑誌は読み放題のラインナップに入っていないので、これは有難いです。漫画が読めないということで、他社サービスに不満を持っている人も、Tマガジンならそれなりに納得できるでしょう。もちろん、それほど漫画雑誌は充実していないものの、無いよりはあった方が良いです。
縦読み出来る
Tマガジンは縦読みが出来ます。
通常横読みですが、Tマガジンは横読みだけではなく縦読みが出来ます。ページを横によめっていくだけではなく、縦にめくっていくことが出来るので、これが意外と便利です。
オフラインで読める
Tマガジンはオフラインで読むことが可能です。
雑誌をダウンロードして、ネット環境のないところでも雑誌を読むことが出来ます。飛行機に乗った時や月末近くでデータ通信量があまり残っていない時などに便利です。Wi-Fi環境がある自宅で事前に読みたい雑誌をダウンロードしておき、外出先ではデータ通信量を節約するためにオフラインで読むといった使い方が出来ます。
家族で共有できる
Tマガジンは、家族で共有することが出来ます。
1つのアカウントでスマホ、タブレット最大5台まで使用出来ます。ただし、TマガジンはR18の雑誌もあるので、家族で共有する時は要注意です。
Tマガジンを使ってみて分かったデメリット
アプリは他社に比べるとやや使いにくい
Tマガジンのアプリの使いやすさは普通です。
初めて読み放題サービスを利用する場合は、Tマガジンのアプリでも使いにくさを感じることなく、十分満足できるでしょう。
しかし、先駆けて雑誌読み放題サービスを提供しているdマガジンや楽天マガジンを利用している人からすると、やや使いにくさを感じると思います。それは慣れの問題ではなく、機能として他社よりも少し劣る点があるからです。
例えば、上記の楽天マガジンは、雑誌を読む時に画面下にペラペラとめくれるサブ画面を表示することが可能です。これによってササッと見たいところを探して、そこへ一瞬で飛ぶといった使い方が出来ます。一方、Tマガジンはただページをめくっていくだけなので、雑誌を読む時にやや不便さを感じます。
また、雑誌の人気ランキングも月間ランキング、週間ランキングと全ジャンルでのランキングのみでジャンル別のランキングが無いので、見たい雑誌もやや見つけにくい印象です。
メジャーなコミック雑誌が無い
Tマガジンは漫画雑誌があります。漫画雑誌は無いよりはあった方が良いのは間違い無いです。そのため、漫画雑誌があることはTマガジンの良いところ。
でも、漫画雑誌があることに大きな期待を持ってTマガジンを利用すると、大きく後悔してしまいます。その理由は、他ジャンルの雑誌と違って、コミック雑誌に関してはメジャー雑誌が無いからです。少年ジャンプ、ヤングマガジン、ヤングチャンピオン、ビッグコミックスピリッツといった人気雑誌は当然なく、ほとんど初めて目にするような雑誌です。
また、R18の雑誌も誌数自体は多いものの、おまけでついたようなラインナップなので、あまり期待はしない方が良いでしょう。
Tマガジンを使ってみた結果、コスパは良かった!
Tマガジンを使ってみた結果、本当にかなりの数の雑誌を見ることが出来るので、コスパはかなり良いと感じました。特に、他社のサービスには無い旅行雑誌「るるぶ」があるのと少しマニアックな雑誌があるので色々な雑誌を読めて楽しいです。特にTポイントが使えるので、普段からTポイントを貯めている人にはかなりオススメです。
楽天マガジンからのTマガジンへの乗り換えはなし
僕は、楽天マガジンからの乗り換えを検討してTマガジンを使ってみましたが、今回は乗り換えはしないことにしました。その理由は、「特に興味のある雑誌が無かったこと」「アプリの操作性は楽天マガジンの方が良いこと」の2つです。
Tマガジンは楽天マガジンよりも誌数は多かったものの、メジャーどころの雑誌の取扱いはほぼ同じで、マニアックな雑誌が増えた程度。特にその中には僕が興味がある雑誌はあまりなかったのが残念。また、一番の決め手はやっぱり操作性の問題。Tマガジンは、楽天マガジンよりも使い勝手があまり良くなかったので、最終的に楽天マガジンからTマガジンへの乗り換えはしないことにしました。