初めてマラソン大会に参加する時に悩むのが服装選び。人生初めてのハーフマラソンやフルマラソン、本番当日どんな格好で走れば良いのか、これが結構悩む。僕(KENGO)も初めてマラソン大会を走る時はかなり悩みました。
同じハーフマラソンやフルマラソンと言っても大会によって開催時期、開催場所は違うので、当然走る時の気温が全然違う。フルマラソンのような長丁場となるとスタート時とフィニッシュ時の気温もかなり違うので服装で悩むのは当然のこと。
そこで、初めてのマラソン大会で走る服装選びに悩む初心者ランナーのために、どんな服装がベストなのか、また当日走る時に身に着けておきたいアイテムとともに紹介してみたいと思います。
目次
マラソン大会の服装の選び方
マラソンを走る時の基本となる服装は、「半袖Tシャツ+短パン」です。
マラソンスタート時の気温が15℃を超えるような4月から9月ぐらいまでの暖かい時期は、半袖Tシャツに短パンというシンプルな服装で十分です。
スタート時の気温が5℃~10℃ぐらい寒いの時期になると、この基本の服装にアンダーシャツ、ロングタイツ、パーカー、ネックウォーマー、アームウォーマーといった防寒アイテムを加えていくのがベストです。
トップスの防寒は「アンダーシャツ」
上半身の防寒対策には、「アンダーシャツ」がオススメ。
半袖Tシャツの下に防寒対策として長袖のアンダーシャツを着用するのが、秋冬マラソンのランナーの定番の着こなしになっています。
防寒対策としてパーカーを羽織るというのも有りですが、パーカーを長時間ずっと羽織って走るのは暑いです。それに風の抵抗も受けやすくなるのでかなり邪魔です。
それに比べて、アンダーシャツは体にピタッと密着するので、風の抵抗を受けることなく、長時間走りやすい。
ボトムスの防寒は「ロングタイツ」
下半身の防寒対策には、「ロングタイツ」がオススメ。
秋冬のマラソンでは男女ともに「短パン+ロングタイツ」という着こなしが人気。単純に防寒対策として効果を発揮するだけではなく、今風のお洒落なマラソンコーデになるので、かなりオススメ。
さらに寒いなら手袋、ネックウォーマー、薄手パーカーを加える
春夏のマラソンは「半袖Tシャツ+短パン」とい恰好、秋冬は「半袖Tシャツ+アンダーシャツ+短パン+ロングタイツ」という恰好で十分。それでも真冬で寒いというなら、手袋、ネックウォーマー、薄手パーカーを加えると良いです。その場合は、邪魔になったらすぐに脱いで仕舞えるようにウエストポーチを必ず持って行きましょう。
春のマラソンの服装
3月 | 東京マラソン、名古屋ウィメンズマラソン |
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4月 | 長野マラソン、かすみがうらマラソン |
5月 | 軽井沢ハーフマラソン、洞爺湖マラソン、黒部名水マラソン |
春のマラソンの服装は、「半袖Tシャツ+短パン」というシンプルな恰好で大丈夫。
ただし、東京マラソンや名古屋ウィメンズマラソンのような3月上旬の大会は、まだまだ冬と同じような寒さなので、冬のマラソン同様「半袖Tシャツ+アンダーシャツ+短パン+ロングタイツ」という恰好でのぞみましょう。
4月と5月はかなり気温も上がっているので、半袖と短パンで十分です。日焼け対策をするなら、ロングパンツやアームカバーといったものを加えると良いでしょう。
夏のマラソンの服装
6月 | 千葉JAL国際マラソン、信州安曇野ハーフマラソン、 |
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7月 | 函館マラソン、小布施見にマラソン |
8月 | 北海道マラソン |
夏のマラソンの服装は、「半袖Tシャツ+短パン+帽子」。
夏は気温が一番高い季節なので、一番薄着の恰好で走るのがベスト。6月の大会だとまだアンダーシャツやロングタイツを着用しても大丈夫ですが、さすがに7月、8月になると暑いです。
また、帽子は必須。熱中症予防のために熱を吸収しにくい白色の帽子を被るのがオススメ。
秋のマラソンの服装
9月 | 伊達ももの里マラソン、田沢湖マラソン |
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10月 | 金沢マラソン、富山マラソン |
11月 | 神戸マラソン、横浜マラソン、おかやまマラソン、 |
秋のマラソンは「半袖Tシャツ+アンダーシャツ+短パン+ロングタイツ」という防寒のことを考えた服装がオススメ。
9月はまだ暑いので夏同様に半袖と短パンというシンプルな服装で大丈夫ですが、10月と11月になると気温がグッと下がるので、防寒としてアンダーシャツ、ロングタイツを着用すると良いです。
冬のマラソンの服装
12月 | 大阪マラソン、奈良マラソン |
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1月 | 勝田全国マラソン、立山若潮マラソン |
2月 | 京都マラソン、愛媛マラソン、 |
冬のマラソンは、「半袖Tシャツ+アンダーシャツ+短パン+ロングタイツ」という秋冬の定番の服装に、必要に応じてネックウォーマーや手袋といった防寒アイテムを追加すると良いです。
注意したいのが冬用タイツの使用。タイツの中には冬用の裏起毛付きのものがありますが、さすがにそれをハーフマラソンやフルマラソンで着用するのは暑いです。マラソンで着用するのは普通の通年使用のサラッとしたものを履きましょう。
また、冬のマラソン大会は手袋や薄手パーカーを寒くなったら着用する、暑くなったら脱ぐといったシーンが増えるので、それらを仕舞えるウエストポーチを身に付けておくと良いです。
マラソン大会を走る時に身に着けておきたいアイテム
シャツ
マラソンを走る時に欠かせないウェアアイテムの一つ、「ランニングシャツ」。
マラソンを走る時は基本的に半袖シャツがすすめ。真夏だと露出を増やし、体温の上昇を抑えられるノースリーブが効果的。秋冬は防寒対策として長袖を着用するのも有りですが、下にアンダーシャツを着用するなら、半袖シャツで十分。
パンツ
シャツ同様に欠かせないウェアアイテムが、「ランニングパンツ」。
マラソンを走るなら通年短パンがオススメ。マラソンを走る時にロングパンツは走りにくいので、寒い秋冬は下にロングタイツを着用することで防寒対策をとります。
ソックス
マラソンを走る時は走る専用の靴下「ランニングソックス」を履くのがオススメ。
スニーカーソックスでは不十分で、最低でもスポーツソックスを履きましょう。さらに、滑り止め機能やアーチサポート機能といった高機能を備えたランニングソックスなら、長時間走っても疲れにくく快適です。
アンダーシャツ
秋冬のトップスの防寒対策に大活躍する「アンダーシャツ」。
半袖Tシャツの下にインナーとして着用することで、温かく且つ動きやすい。速乾性に優れたアンダーシャツは、汗による肌のべたつきも軽減できるので、アンダーシャツを着用して走ると快適です。
ロングタイツ
秋冬のボトムスの防寒対策に大活躍する「ランニングタイツ」。
短パンの下にスポーツタイツを着用することで、寒さから足を守ることが出来ます。単純な防寒としての役割だけではなく、足を怪我から守ったり、足の疲労を軽減するといった機能性もあるので、初めてのハーフマラソンやフルマラソンにおすすめ。
キャップ
日差しの強い時期には絶対に欠かせない「ランニングキャップ」。
春夏の日差しが強い時は帽子を被るのがオススメ。特に夏のマラソンでは熱中症予防に帽子は必須。
時計
初めてのハーフマラソンやフルマラソンに身につけておきたい重要アイテムの一つが「ランニングウォッチ」です。
時計があると、関門通過時刻や制限時間まで残りどのぐらいあるのか分かります。さらに、GPS機能付きのウォッチだと、今現在何キロ走ったのか、今の走行ペースはどのぐらいか随時確認出来るので、非常に便利です。
ウエストポーチ
初めてのマラソン大会という初心者ランナーほど、「ウエストポーチ」を身に付けておくのがオススメ。
ウエストポーチはスマホ、おやつ(補給食)、薄手のパーカー、絆創膏といった小物を携帯しながら走るのに便利なマラソンバッグです。初めてのマラソン大会ほど、不安でたくさん荷物を持って走ることが多いので、ウエストポーチを準備しておくのがオススメ。
マラソン大会までに自分好みの服装を見つけよう
マラソン大会はせっかくの晴れ舞台の場です。普段ランニングをする時の服装のまま走っても良いのですが、せっかくお祭りのような雰囲気で多くの沿道の方に見守られてながら走るので、大会用にちょっとおしゃれなマラソンコーデを作ってみましょう。