新しい財布を買う時、「長財布」「二つ折り」どっちにするか悩むところ。
僕も4年前財布を新調するにあたり、今までずっと使ってきた二つ折り財布にするか、長財布を買ってみるかでかなり悩みました。結果的には、スマートな見た目で高級感がある長財布を選びましたが、両方使ってみた中で、長財布にも二つ折り財布にもそれぞれメリットとデメリットがあることが良く分かりました。
そこで、長財布と二つ折り財布で悩んでいる人のために、それぞれの使いやすいところや不便に感じるところを交えながら、それぞれの違いについて詳しく紹介してみたいと思います。
目次
長財布と二つ折り財布の違い
財布 | 長財布 | 二つ折り |
---|---|---|
価格 | △ | 〇 |
見た目 | ◎ | 〇 |
女子受け | 〇 | 〇 |
収納力 | ◎ | △ |
持ち運び | △ | ◎ |
財布の出し入れ | △ | ◎ |
お金の出し入れ | ◎ | △ |
耐久性 | ◎ | △ |
金運 | 〇 | 〇 |
二つ折り財布を15年以上、長財布を4年以上使ってきた僕が感じた長財布と二つ折り財布の違いを簡単にまとめると上記のとおりです。
二つ折り財布を使っている時は二つ折りの良さが気に入っていたし、長財布を使っている今は長財布の良さが気に入っています。特にどちらが良いというのではなく、どちらもそれぞれ良いところがあるし、ちょっと不便に感じるところもあるといった感じです。
それでは、一つ一つの項目をもう少し詳しく紹介していきます。
【価格】長財布vs二つ折り財布
同じブランドの同じシリーズのものでも、長財布と二つ折り財布だったら間違いなく長財布の方が高いです。僕が初めて買った長財布「キプリスのコードバン&シラサギレザー」の場合、二つ折り財布に比べて長財布の方が5000円ぐらい値段が高くなります。
長財布と二つ折り財布の良し悪しはそれぞれあるものの、単純に考えると二つ折り財布の方がコスパは良いです。同じブランドのものでも二つ折り財布の方が安く買えるので、同じ予算でもうワンランク上のブランドにも手を出すことが出来ます。
【見た目】長財布vs二つ折り財布
見た目の良し悪しは個人の好みによる差が大きいですが、僕は見た目は長財布の方が良いと思います。単純に長財布の方がお洒落に見えます。スマートでカッコいいし、高級感もあります。そんな見た目の良さから、現在は長財布をメイン財布として活用しています。
もちろん二つ折り財布がダサいというわけではありません。単純に同じブランドの同じデザインの長財布と二つ折り財布を比較した場合、長財布の方がよりお洒落でカッコよく見えるというだけです。
【女子受け】長財布vs二つ折り財布
今まで長財布と二つ折り財布を使ってみて、特にこっちが女性受けが良かったというものはありません。奇抜過ぎない、ブランドを主張し過ぎない、丁寧に扱っている、清潔感があるといった財布であれば、長財布でも二つ折り財布でも女性受けに大きな違いは無いと思います。
女性の受けが悪いような財布は、財布の種類の問題ではなく、破れていたり色あせているといった清潔感のないものをずっと使っている、身の丈に合わないハイブランドのものを使っている、レシートがぐちゃぐちゃに入っているといった場合。あくまでも受けの良し悪しは財布そのものよりも、扱い方といったところが大きいみたいです。
【収納力】長財布vs二つ折り財布
収納力が高いのは長財布です。
二つ折り財布はカードが4~5枚用入れば良いところ、長財布は10~12枚ぐらい入ります。二つ折りは折りたたむ分、お札を1枚入れると2枚分の厚みが生まれますが、長財布はお札は曲げないのでそのまま1枚分の厚み。そのため単純に長財布の方が2倍はお札は入ります。実際にはマチがあり、もっとたくさん入ります。
小銭を入れるスペースも圧倒的に長財布の方が広いです。二つ折り財布はたくさん小銭を入れてしまうとパンパンに膨らみ不格好になってしまいますが、長財布はよっぽどたくさん小銭を入れない限りそうはなりません。
それ以外に領収書、レシート、チケット、お守りといったものも長財布の方が入るので、収納性を重視するなら間違いなく長財布。
【持ち運び】長財布vs二つ折り財布
持ち運びしやすいのは二つ折り財布。
長財布を買ってみてやっぱり直面したのが携帯しにくいという問題。二つ折り財布の場合はズボンのお尻ポケットにスッポリと入るので、持ち運びが非常に楽です。
一方、長財布はお尻のポケットに入れておくとはみ出るので、スられたり、すぐに痛むといった可能性が高くなります。そのため、だいたいの場合はカバンの中にしまっておきます。つまり、長財布を持ち運ぶ場合はそれをしまうためのカバンがほぼ必須となり、手ぶらで行動したいと思った時に不便さを感じます。
僕の場合は、家の近くのコンビニや美容院、薬局、スーパーなどに行く時は財布だけ持って行きたいので、その時に長財布が不便に感じます。
【財布の出し入れ】長財布vs二つ折り財布
財布の出し入れがしやすいのも二つ折り財布です。
お店でお会計をする時はともかく、ちょっと自動販売機に寄って飲み物だけ買いたい場合などはリュックやボディバッグからわざわざ長財布を取り出すというのが結構煩わしいです。
二つ折り財布の場合はお尻ポケットからサッと取り出すことが出来るので、コンビニや自動販売機でさっと何か買う時に非常に便利です。
【お金の出し入れ】長財布vs二つ折り財布
財布の中にあるお金を取り出したり、財布の中へお金を入れるというのは、長財布の方が便利です。
二つ折り財布の場合、お札はともかく、小銭の取り出しが面倒です。大きく開く長財布の小銭入れと違って、二つ折り財布は小さくしか開かないので、中に何円があるのかも見にくい。そのため、お会計でもたもたせずにササッとお金の受け渡しが出来るのは、長財布です。
【耐久性】長財布vs二つ折り財布
長財布と二つ折り財布は財布自体の耐久性に大きな違いはないものの、実際に使ってみると良く長持ちするのは長財布です。
二つ折り財布の場合、多くの人はお尻ポケットに入れると思いますが、座る時に体重が財布にかかるのでその分だけ財布が大きなダメージを受けます。一方、長財布は大体の場合はカバンの中にあるのでダメージを受けることが少ないです。そのため、長財布の方がより長く愛用出来るというわけです。
【金運】長財布vs二つ折り財布
「長財布は金運がアップする」「お金持ちは長財布を使っている」ということを良く耳にしますが、特にどちらが金運がアップする、よりお金を稼げるようになるということはないと思います。長財布を使ったから、特に収入が増えたということはありません。
ただし、気持ちの面では長財布を使っている方がステータスが上がったような自己満を感じられます。あと、長財布はお札を折らないので、お金を大切に扱えるようになったと思います。
一番のオススメは、長財布と二つ折り財布を使い分けること
長財布と二つ折り財布を両方使ってみた結果、長財布と二つ折り財布のそれぞれの良いところ、不便なところが分かり、最終的に“両方を使い分けるのが一番”という結論に至りました。基本的にメインの財布は長財布で、ふらっと手ぶらで出掛ける時だけ二つ折り財布を使うという使い分け方です。正直、これがベストです。
長財布か二つ折り財布かで悩んでいる人のほとんどは、今持っているのが二つ折り財布で初めて長財布を買うかどうかで悩んでいるという人だと思います。それなら、新しく長財布を買って、今使っている二つ折り財布をサブとして使うというのが良いと思います。
スーツのジャケットを着用する、女性とのデートをする、バッグを持って遠出をするといった場面はメインの長財布を使い、友達とちょっと飲みに行く、近所のコンビニやスーパーへ出掛けるといった場面は二つ折りを使うといった使い分けがオススメです。
僕は最終的にこの使い方に落ち着きました。ほとんど使うのは長財布ですが、二つ折り財布も使うことで長財布の短所をカバーすることが出来ました。