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僕がブラインドタッチ(タッチタイピング)をマスターしたシンプルな練習方法はコレ!

ブラインドタッチ
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ブラインドタッチ(タッチタイピング)は練習すれば誰でも習得可能です。僕自身、もともとPCを触るのは苦手でキーボードを打つ時はほとんど人差し指しか使えず、文字を打ち込むのにとても時間がかかっていました。それでも、正しいタイピングを身に付けようと練習に取り組み、両手を正しく使えるようになり、さらには手元を見ずにキーボードを打つブラインドタッチ(タッチタイピング)まで出来るようになりました。

この記事では、僕が実際にやってきたブラインドタッチを身に着けるための練習方法を紹介したいと思います。ブラインドタッチがなかなかできないという人、正しいタイピングのためのコツを知りたいと思っている人は是非参考にしてみてください。

ブラインドタッチ(タッチタイピング)とは

PCのキーボード

ブラインドタッチとは、手元を見ずにキーボードを打ち込むことです。通常、キーボード上のどこに目当てのキーがあるのかを確認しながらPCに文字を入力していきますが、ブラインドタッチの場合は手元のキーボードをチェックすることなく、指の感覚だけで目当てのキーを探し出し打って行きます。また、ブラインドタッチは海外ではタッチタイピングという言葉が使われるのが一般的で、日本でもタッチタイピングという言葉が使われることも多いです。

ちなみに社会人のどのぐらいの人がブラインドタッチが出来るのか気になるところ。実は、気になるアレを大調査!するニュースサイト「しらべぇ」のブラインドタッチに関する調査によると、その割合は31.8%とのこと。大人でもブラインドタッチが出来ない人は70%近くにものぼるようです。

ブラインドタッチ(タッチタイピング)のメリット

タイピングをする手

メリット①「タイピングスピードが上がる」

ブラインドタッチが出来るようになることで得られるメリットの一つ目は、タイピングスピードが上がること。いちいちキーボードを確認しながら入力していく必要が無いため、ブラインドタッチが出来ればPC作業中の文字入力は格段に速くなります。それにより、社会人の場合は仕事上の資料作成や企画書作成、大学生の場合はレポート作成が一気に捗るようになります。

メリット②「ミスが減る」

ブラインドタッチをすることで、PC作業中にありがちな文字入力のミス、漢字変換ミスを大幅に減らすことが出来ます。ブランドタッチの場合、常にPCモニターを見ながら入力をしていくので入力ミスや漢字変換ミスがあればすぐに気づくことが出来ます。ミスの見落としが大幅に減るので、より正確な仕事が出来るようになります。

メリット③「目の疲れを軽減する」

PC作業は目への負担がかかりますが、ブラインドタッチをすることで、その目への負担を少し減らすことが出来ます。通常、キーボードとPC画面を交互に見ながら作業をしていきますが、その際の目線の頻繁な移動は目の疲れの原因となります。ブラインドタッチであれば手元からPC画面へ、PC画面から手元へと目線の移動をしなくて済むので目の疲れ軽減に効果が期待出来ます。

ブラインドタッチ(タッチタイピング)をマスターするために実践した具的な練習方法

①ホームポジションを覚える

ホームポジション

ブラインドタッチを習得するための練習の第一歩となるのが、ホームポジションの習得です。ホームポジションとは、キーボードを打つ前にそれぞれの指を置いておく位置のことです。左手の小指は「A」、薬指は「S」、中指は「D」、人差し指は「F」、右手の人差し指は「J」、中指は「K」、薬指は「L」、小指は「;」に置きます。文字を一つ入力するたびに、基本的にその都度ホームポジションへと指を戻します。指をホームポジションへと戻さないと、今指がどのキーの上にあるのか分からなくなってしまうため、必ずこのホームポジションへと戻すことを癖づけていく必要があります。

Fキーボードの出っ張り

指をホームポジションへと戻す時、「F」と「J」のキーにある凸凹を目印にします。左手と右手それぞれの人差し指のホームポジションであるFとJキーには必ず突起のようなものがあるので、キーボードを見ずとも指を正しいポジションへと戻すことが出来るようになっています。

まずは、キーボードを見ない状態で指をホームポジションへとセット出来るように練習をしてみましょう。最初はこのホームポジションへ手元を見ずに指を置くだけでも一苦労しますが、少し練習をすれば簡単に出来るようになります。

②標準運指を覚える

標準運指
  • オレンジ→親指
  • 黄色→人差し指
  • 青色→中指
  • 緑色→薬指
  • 赤色→小指

ホームポジションを覚えたら、次は基本打ちである標準運指を覚えます。それぞれのキーは、どの指で打つのか基本となる決まりがあります。それが標準運指。この基本通りに指を動かすことで効率よくキーを受けてるようになっています。例えば「か」を入力する場合は、右手の人差し指で「K」を押し、左手の小指で「A」を押します。最初はこの基本通りに指を動かすのは、逆に入力しづらく感じることもありますが、慣れたらこの基本通りの方が速いし正確なので、この基本を大事にしましょう。

③「母音」タイピング

母音タイピング

ホームポジションと基本の打ち方である標準運指を理解したら、いよいよタイピングをしながら練習をしていきます。と言ってもいきなり単語や文章を打ち込むのではなく、一字一字を入力していきながら、手元を見ずに正しい指の動かし方でキーを受けてるように特訓していきます。

最初は基本となる「A(あ)・I(い)・U(う)・E(え)・O(お)」の母音からスタート。ホームポジションへと指をセットさせて、「A(あ)」を左小指で打ち、次に右中指を斜め上へ移動させ「I(い)」を打ち込み、指をホームポジションへ戻し、人差し指を斜め上へと移動させ「U(う)」を打ち込み、再び指をホームポジションへ戻し、左中指を斜め上へ移動させ「E(え)」を打ち込み、三度指をホームポジションへ戻し、右薬指を斜め上へ移動させ「O(お)」を打ち込みます。まずは、ひたすらこれを繰り返し母音だけでもブラインドタッチ出来るようにマスターしていきます。

母音のみタイピング

その練習に、myTypingというタイピング練習サイトの「母音のみタイピング」を活用しましょう。ランダムに母音のみ表示されるので、母音の習得に便利です。もちろん、この練習の際には、必ず指をいちいちホームポジションへと戻すことを忘れないように。

④「子音+母音」タイピング

子音+母音タイピング母音のブラインドタッチをマスターしたら、次は「子音+母音」のタイピングへと挑戦。母音だけの場合は指の5つの動きを覚えるだけでよかったのですが、子音はたくさんあるので頑張って覚えるようにしましょう。

あ行はマスターしたので、次はか行を覚えていきます。か行は「KA・KI・KU・KE・KO」です。それぞれゆっくりとした動きで良いので、指の動きを感覚でマスターするようにしましょう。か行が終わったら、次はさ行、た行、な行、は行、ま行、や行、ら行、わ行、が行・・・とそれぞれの行の指の動かし方をしっかりと確認していきます。

五十音タイピング

母音の場合と同じく、「五十音タイピング」で実際にそれぞれの行を順番に打ち込んでいきます。単語や文章を打つのに挑戦する前にひたすらこの練習でそれぞれの行をブラインドタッチで打てるようにしましょう。また、この五十音タイピングはタイピングをマスターする上での基本中の基本となる練習なので、次の段階の単語や文章を入力するところへ以降しても定期的に基本に戻り五十音タイピングをするようにしましょう。

⑤寿司打で単語、文章のタイピング

寿司打

一字一字をブラインドタッチ出来るようになったら、次はより実践的な単語や文章を打ち込む練習をしていきます。そこで役立つのが「寿司打」というタイピング練習ゲーム。回転寿司のレーンに乗って流れてくるお寿司を取り損ねないように、表示される文字を入力していくゲームです。寿司打はタイピング練習の人気ゲームで、僕もこの寿司打でタイピングの力をかなり磨きました。

寿司打のメニュー

寿司打は、「練習」と「普通」「正確重視「速度必須」「一発勝負」と難易度が5段階あり、そしてそれぞれで「お手軽3,000円コース」「お勧め5,000円コース」「高級10,000円コース」と3つのコースがあります。

基本的には最初はゆったりとお寿司が流れていく「練習」を選び、コースは文字数が少ない「お手軽3,000円コース」を選びます。そして次に普通のお手軽コース、その次に練習のお勧めコース、次に普通のお勧めコース、次に練習の高級コース、最後に普通の高級コースへとステップアップしていきます。最初は普通のお手軽コースさえ凄く難しく感じますが、めげずにやっていけば最終的に普通の高級コースも出来るようになります。

⑥その他タイピングゲームにも挑戦

タイピングゲーム

タイピング練習用サイトは、寿司打だけではありません。タイピングの基本を学べるとともに文章のタイピング練習が出来る「Benesseマナビジョン」、6万を超える豊富な数のタイピング練習が揃っている「myTyping」、タイピングの総合的な練習サイト「e-typing」、動画の音楽に合わせてタイピング出来る「Typing-tube」など、たくさんの練習サイトがあります。

寿司打は優秀なタイピング練習サイトですが、寿司打ばかりしていると同じ単語や文章の入力で練習がマンネリ化してしまいがちなので、他のサイトも積極的に活用してみるのがオススメです。

ブラインドタッチ(タッチタイピング)を習得するための練習のコツ

ブラインドタッチをする

コツ①速度よりも正確性重視

ブラインドタッチを習得するための練習で重要なことは、速さは意識しないことです。速さを意識するのは、ブラインドタッチをマスターしてからです。ブラインドタッチをマスターする前の段階で速さを意識してしまうと、指の使い方に変な癖が出来てしまい結果的にタイピングが遅くなってしまったり、ブラインドタッチの習得が遅くなってしまいます。練習ではとにかく指を正しく動かすことを重視しましょう。

コツ②出来るだけ手元は見ない

ブラインドタッチの練習では、出来るだけ手元は見ないように。もちろん最初の段階でホームポジションや標準運指を覚える段階では、手元を確認しながらするのは当たり前ですが、実際に入力する練習をするときは手元を見るのは我慢。指の感覚で頑張って場所を思い出すようにしましょう。

コツ③間違えたところは徹底的に復習

寿司打で単語や文章を打ち込む練習をしていると、上手く打てないところが見つかるはずです。例えば「な行」の子音(N)と「ま行」の子音(M)を打ち間違えるようなことがあったら、エアーで良いので「な行」と「ま行」をしたすら打つ練習をします。同じように、どこか良く間違える箇所があったら、そこも徹底的に練習をします。そうやって徹底的に復習をすることで、ブラインドタッチを確かなものへと身に着けることが出来ます。

タイピング練習ソフトを使ってみるのもオススメ

タイピング練習ソフト

ブラインドタッチを習得する上でタイピング練習の専用ソフトを使用するという手もあります。もちろん、ブラインドタッチはネット上にある無料サイトや無料ソフトを活用することで十分習得可能です。しかし、販売されている有料ソフトの方が、タイピングの基本から実践練習まで段階を経てしっかりとこなせられるようになっているので専用ソフトを使ってみるのもオススメ。

タイピング練習ソフトとしては、初心者にはオーソドックスなソフトである「絶対即戦力 タイピングマスター」がオススメ。

また、ある程度タイピングは出来るけれども、もっとしっかりタイピングについて学びたい、よりレベルアップを図りたいという人にはAmazonでPCタイピングゲームのランキング1位の「脳速打ステージ3」がオススメ。

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