人生で始めた買った長財布がキプリスの「コードバン&シラサギレザー」でした。この財布は本当に良かった。初めての長財布ということで、かなり悩みに悩んだ挙句、キプリスというブランドを選び、財布の種類はコードバン&シラサギレザーを選んだ。これは凄く正解だったと思います。4年以上使ってみて素直にそう思います。
この記事では、長財布選びに迷っている人やキプリスの財布が気になっている人のために、僕がキプリスというブランドを選んだ理由や実際に買って4年以上愛用しているコードバン&シラサギレザーについて紹介したいと思います。
目次
キプリスとは
キプリス(CYPRIS)とは、日本発の革小物ブランド。
1995年4月に日本で創業し「ヘレナ(Helena)」「ノイインテレッセ(Neu interesse)」「タイプ(TYP)」「スタジオ・デシモ(STUDIO desimo)」といった革小物ブランドを複数展開する“モルフォ社”のメインブランドです。
キプリスが取り扱っている小物は、財布、小銭入れ、カードケース、名刺入れ、キーケース、ベルト、バッグと幅広いですが、メインは財布です。日本を代表する国産の財布ブランドの一つとして多くの人に愛されているブランドです。
特徴①メイド・イン・ジャパンの高品質
キプリスの財布の大きな特徴は、高品質であること。
革に精通した国内最高峰の革職人が一つ一つ丁寧に作り込んでいるので、財布は見栄えが良く、作りも頑丈。モルフォ社の会社理念である「一生愛せる、本質的価値のあるものづくり」と一致するように、ずっと長く使える財布になっています。
特徴②有名百貨店のバイヤーが認めるブランド
キプリスは、伊勢丹、三越、阪急百貨店、高島屋、そごうといった有名百貨店が認めるブランドです。「百貨店バイヤーズ賞」を13年連続で上位受賞しており、全国各地の有名百貨店で取り扱っています。
僕が買ったのは大阪の伊勢丹。伊勢丹の紳士用財布売り場では、キプリスの財布が一番目立つように配置されていました。対応してくれた店員さんも「キプリスの財布は本当に良いですよ」と言っていたので、本当に良いブランドなんだなと思いました。
特徴③コスパが高い
キプリスはコスパが凄く高いです。
希少性が高く、財布に使われる革で最高峰と言われる「コードバン」を使った財布が、3万円ぐらいで手に入る。しかも、職人さんがハンドメイドで作り上げたメイド・イン・ジャパンという価値も付いているのに、このお手頃な価格。似たような国産ブランド「GANZO(ガンゾ)」だと5万円ぐらいはするので、かなりのコスパの良さ。
初めての長財布に、キプリスを選んだ理由
初めての長財布選びはかなり悩みました。
財布のブランドなんかほとんど知らなかったので、ネットで色々調べて、実際にお店にも何度も足を運びました。大阪の梅田、難波、天王寺にある、伊勢丹、阪急メンズ館、大丸、阪神百貨店、高島屋、マルイ、ロフトと、紳士用財布を扱っているお店はほぼほぼ全部回ったぐらい悩んだ。
その中で、同じような国産ブランドの「ガンゾ」や女子受けが良くお洒落な見た目の「ポールスミス」あたりも気になったけど、最終的にキプリスを選びました。
理由①抜群のコスパ
キプリスを選んだ一番の理由は、コスパの良さ。
百貨店でキプリス同様に人気があるブランド「ガンゾ」も気になったけど、ガンゾだとキプリスよりお値段が高くなります。ガンゾのコードバンの長財布は5万円ぐらいしますが、キプリスは3万円台で買えます。
キプリスはメイド・イン・ジャパンで品質の良さが評判で、高品質な財布が3万円台で買えるということで、かなりお買い得に感じました。
理由②デザインが好みだった
キプリスの財布はポールスミスのような分かりやすいお洒落さはないので、見る人によっては地味で渋いデザインです。でも、キプリスのこのシンプルで重厚感、高級感溢れるデザインが僕は好みでした。そして、内側にさり気無い上品なお洒落があるのも良かった。
そしてぱっと見ではどのブランドの財布か分からないというのも良かった。ハイブランドのようにぱっと見ですぐにどこのブランドか分かるデザインはあまり好きではないので。
キプリスの長財布の中で選んだのは、「コードバン&シラサギレザー」
僕が数あるキプリスの長財布の中で選んだのが、人気シリーズの「コードバン&シラサギレザー」です。色はブラック&ネイビーをチョイス。
コードバン&シラサギレザーを選んだのは、カッコよかったから。外革は、魅力的な光沢感のあるコードバン、内革はムラのある独特な色味が特徴のシラサキレザー。シンプルなデザインの中に上品でさり気無いお洒落が楽しめる見た目に魅かれ、コードバン&シラサギレザーを買いました。
外革の「コードバン」
外革のコードバンは、一部の馬の臀部(お尻)から僅かしか採れないという希少性の高い素材。強度が高く、艶々と光り輝く高級感のある見た目で大人気。革マニアの憧れともいわれるぐらいコードバンは良い革。そのため、どのブランドの財布でもコードバン財布は人気で、値段もちょっと高め。
コードバンは強度が高く光沢感がある見た目というだけではなく、手触りも良いです。店頭で触ってみてすぐに手触りが良いのが分かりました。手に凄くなじむ感じです。
ただし、コードバンは水や汗、キズには弱いので、良い状態をキープして長く使い続けるためには、普通の財布よりも丁寧に扱ってあげる必要があります。これは伊勢丹の店員さんにも言われました。
内革の「シラサキレザー」がかなりお洒落
コードバン&シラサギレザーで一番気に入ったのが、財布内側のデザイン。
内革のシラサギレザーというのは、キプリスオリジナルの皮革。姫路市の一流タンナーによって鞣されているため、姫路城の別名である白鷺(しらさぎ)城からシラサギレザーという名前が付いたみたいです。
このシラサギレザー、凄く見た目が良いです。深みのある色合いで渋くておしゃれ。シラサギレザーの色味は、財布を閉じている時にもチラッと見えるので、さりげないお洒落を楽しむことが出来ます。わかる人にはわかる、このさり気無い上品なお洒落感がたまらない。
キプリス長財布「コードバン&シラサギレザー」はとても使いやすい
キプリスの長財布「コードバン&シラサギレザー」、買ってから4年以上使い続けてきましたが、本当に使いやすい財布です。
財布は割と薄めで、スーツのジャケットの胸ポケットにも全然入ります。ボディバッグなどの小さなカバンに入れる場合も全くかさばらないのでサイズ感は凄く良いです。
カードは全部で12枚入ります。免許証やクレジットカード、銀行のキャッシュカード、良くいくお店のポイントカードとか入れると丁度良いぐらい。
お札入れは二つ入れる場所があるので、1万円札と千円札・5千円札で分けて入れておくのに便利。小銭入れの手前にも収納スペースがあるので、そこにレシートを入れておくことが出来ます。
収納スペースはさらにもう片方のカード入れのところにもあります。ここはお守りや映画館やライブなどのチケットを入れておくのに便利です。
キプリスの長財布「コードバン&シラサギレザー」を4年使ってみての、エイジング(経年変化)
外側:コードバン
購入時に気になっていた経年変化。
外側のコードバンは、購入時よりも艶の輝きが明るくなったという感じです。黒色の深みも増したように感じます。正直なところ日々使って良く中で徐々に変化してきたことなので、あまり変化を感じられなかったのですが、店頭で新品のものを改めてみてみると「あっ変わったんだな」と気づきました。
また、僕の手に凄くなじむようになったと思います。最初も手触りが良かったのですが、もう今では僕の手にぴったりな財布になっています。
ダメージという点では、多少の傷はついたものの、ほとんど目立たないです。また、革製品で一番気がかりなシワはほぼありません。さすがコードバンといったところです。
内側:シラサギレザー
内側のシラサギレザーも経年変化は良い感じ。
買った当初も深み、ムラのある独特な色味で良かったのですが、さらに深みが増し、魅力的な色合いになったと思います。ほぼ黒っぽい色、濃いネイビー、濃いブルー、明るめのネイビーとムラがあり、雰囲気があります。
また、ダメージ具合はカードやレシート、お札を取り出す内側の方が大きく、キズや汚れといったものは外側よりも多いです。これは仕方ないところ。
キプリスの長財布「コードバン&シラサギレザー」を4年使ってみたけど、本当にオススメ!
キプリスの長財布「コードバン&シラサギレザー」を4年以上使ってみての率直な感想は、本当に買って良かったということ。
結構雑に扱ってきたけど、外側だけ見るとほぼ新品みたい。そして内側は年数をある程度感じるものの、味わいがあっていい感じになっています。正直、まだまだ5年は使える、買ってから10年はずっと使える、そんな感じがします。
キプリスの長財布はシンプルだけど、ちょっとしたお洒落なところがあり、高級感もあり、高品質で長く使える財布なので、初めての長財布選びに非常にオススメです。