Amazonで一番人気のポータブルBluetoothスピーカー、「Anker SoundCore 2(改善版)」を購入してみました。このAnker製小型スピーカーは、5,000円以下で安く買えるコンパクトなワイヤレススピーカーでありながら迫力あるサウンドを楽しめると評判。Amazonのレビューではとにかく高評価連発で売れに売れている商品。今回、どれほど使えるBluetoothスピーカーなのか買って使ってみることにしました。
この記事では、大人気モバイルスピーカー「Anker SoundCore 2」のペアリングの方法や操作方法を含め、実際に使用してみてのサイズ感や使い勝手の良し悪し、音質等の率直なレビューを紹介していきます。
目次
Anker SoundCore 2の特徴
- Amazon売上NO.1
- 5,000円以下で買えるBluetoothスピーカー
- コンパクトサイズで持ち運び出来る
- 連続再生時間24時間のロングバッテリー
- 完全防水のIPX7だからお風呂場でも使える
今回購入したのが、Amazonのポータブルスピーカー部門で売れ筋ランキング第一位の「Anker SoundCore 2(改善版)」。アンカーのBluetoothスピーカーである「Anker SoundCore」は安くて音質が良いコスパ最強のワイヤレススピーカーとして大人気の商品で、今回購入したのはそのアンカーのサウンドコアの最新版である「2(改善版)」。
「Anker SoundCore 2(改善版)」の大きな特徴は、5,000円以下で購入出来る低価格帯のBluetoothスピーカーでありながら、Bluetooth5.0・最大12W出力・連続再生時間24時間・IPX7とスペック面でかなり優れているところ。さらに、Anker独自のBassUpテクノロジーにより、コンパクトなサイズ感でありながらも迫力と深みのある低音を実現しているため、音質面でもかなりの期待が出来る商品。
Anker SoundCore(1)との違い
Anker SoundCore | Anker SoundCore 2 | |
価格 | 3,999円 | 4,999円 |
サイズ | 165x45x54mm | 168x47x56mm |
重量 | 358g | 414g |
最大出力 | 6W(3W+3W) | 12W(6W+6W) |
Bluetooth規格 | Ver4.2 | Ver5.0 |
Bluetoothコーデック | SBC | SBC |
連続使用時間 | 24時間 | 24時間 |
防水 | × | IPX7 |
「Anker SoundCore 2(改善版)」は、旧モデルである「Anker SoundCore(1)」と比較すると、最大出力(6W→12W)・Bluetooth規格(Ver4.2→Ver5.0)・防水(非対応→IPX7)の3点でバージョンアップしています。最大出力が2倍になったことで旧モデルよりも大きさは少し大きくなり、重量も少し増えてしまいましたが、それでもコンパクトで持ち運びに便利な小型Bluetoothスピーカーであるのには変わりません。少しでも安く買うなら旧モデル「1」もありですが、やはりオススメは防水に対応し音質面でも大きく向上した「2(進化版)」。
▼少しでも安く購入するなら、「Anker SoundCore(1)」もあり!
▼迫力あるサウンドを求めるなら、やはりバージョンアップした「Anker SoundCore 2」がオススメ!
Anker SoundCore 2のスペック一覧
メーカー | ANKER |
---|---|
商品名 | SoundCore 2 |
カラー | ブラック/ブルー/レッド |
サイズ | 168x47x56mm |
重量 | 414g |
入力 | 5V=2A |
最大出力 | 12W+ |
電気抵抗 | 4Ω |
動作範囲 | 20m/66ft |
連続再生時間 | 24時間 |
充電時間 | 3時間 |
ドライバー(フルレンジ) | 1.5″x2 |
周波数応答 | 70Hz-20KHz |
Bluetooth規格 | V5.0 |
Bluetoothコーデック | SBC |
防水規格 | IPX7 |
充電用端子 | micro USB |
Anker SoundCore 2の開封と付属品
早速、「Anker SoundCore 2(改善版)」の箱を開封。箱はAnkerのいつも通りの簡素な箱。中に入っていたのは、Anker SoundCore 2本体とMicroUSBケーブル、取扱説明書、カスタマーサポート連絡用カード(Happy?/Un Happy?と記載されたもの)の合計4点。Anker SoundCore 2は有線接続にも対応しているものの、AUXケーブルは別売り。また、Anker製モバイルバッテリーに付属しているような専用袋も入っていませんでした。この点は残念。
ただし、別売りであるもののAnker SoundCore 2専用のケースも販売されています。旅行やキャンプ、バーベキューなどで外へと持出す機会が多い人はこの専用ケースを持っておくと便利そうです。
Anker SoundCore 2の外観
それでは早速Anker SoundCore 2の外観をチェックしていきます。
まずは、Anker SoundCore 2の前面。前面はスピーカーとなっており、その中に各最大出力6Wのスピーカーユニットが左右それぞれに内臓されています。また、丁度真ん中に「ANKER」という黒に近いグレーカラーのブランドロゴが入っています。
背面には、前面のブランドロゴよりもかなり大きめの「ANKER」というブランドロゴが刻印されています。正直ブランドロゴのサイズはかなり大きいものの、刻印されているだけで他の部分との色味が違ったするわけではないため、悪目立ちする感じはありません。
上部には、全部で5つの操作ボタンがあります。左から電源ボタン・-ボタン・再生ボタン・+ボタン・Bluetoothボタン。物理ボタンでサイズも大きいため操作はかなりしやすいです。また、電源ボタンの左横に電源オン時に白く光るLEDライト、Bluetoothボタンの右横にBluetooth接続中に青く光るLEDライトがあります。
右側面には、入力用のAUX端子と充電用のMicroUSB端子があります。Anker SoundCore 2(改善版)は完全防水IPX7仕様のため、この端子を隠すためのカバー付きです。また、カバーは開けやすいように小さな取っ手が付いています。見た目の面で見るとこの蓋の取っ手部分は少々ダサいのですが、蓋の開け閉めという利便性ではめちゃくちゃ便利。
MicroUSBケーブルを挿し充電を開始すると、電源ボタン左横にあるLEDランプが赤く光ります。満充電となると赤から白の点灯に切り替わる仕組み。また、バッテリーが少なくなり充電が必要になるとこのランプが赤く点滅しバッテリーが少なくなっていることを教えてくれます。
Anker SoundCore 2のサイズは、横168x高さ47x奥行56mm。上記の写真は、テレビのリモコンとFire TV Stickのリモコン、iPhone 12 miniと大きさを比較したもの。持ち運び出来るポータブルスピーカーでコンパクトはコンパクトなのですが、めちゃくちゃ小さいというサイズ感ではありません。家の中での移動や、旅行用やキャンプ用の大き目の荷物入れに入れる分には十分コンパクトに感じるものの、普段用のお出かけカバンに入れるにはこれでもちょっとデカいな、嵩張るなと感じるサイズ感。
重量は414g。JBLやSONY、BOSEのポータブルスピーカーと比較した場合、Anker SoundCore 2は十分軽いモバイルスピーカー。ただし、実際に手に持ってみての率直な感想は、それなりにズッシリ感はあるなという印象。普段用の小さめのカバンの中に入れて外へ持出すには少し重たいかなと感じます。そのため、基本的に外へ持出すのはそれなりにたくさん荷物を入れる大き目のカバン、スーツケースを利用する時がオススメ。
Anker SoundCore 2はスピーカーの部分以外は、ゴム製のラバーでおおわれているため耐久性はそれなりに良さそうです。また、手触りも手に馴染み滑りにくいため良い感じ。ただし、埃や手垢等の汚れは少し目立ちやすいかも。
Anker SoundCore 2のペアリング方法
Anker SoundCore 2を使用する前に、まずはペアリングが必要です。ペアリングを実際にやってみましたが、とても簡単でした。まずは、Anker SoundCore 2上部にある一番左端の電源ボタンを1秒長押しします。すると、電源がオンになり左横にあるランプが白に点灯。さらに自動的にペアリングモードになり一番右端のBluetoothボタン右横にあるランプが青に点滅します。もし、自動的にペアリングモードにならない場合はBluetoothボタンを2秒長押しします。
次に、iPhone(スマホ)のBluetoothメニューを開き、Bluetoothをオンにし、その他のデバイスの項目に表示される「SoundCore 2」をタップ。これで、Anker SoundCore 2とスマホのBluetooth接続は完了。
あとは、スマホの音楽アプリを使い好きな音楽を再生するだけ。また、初めての場合はペアリング作業が必要でしたが、次回以降はAnker SoundCore 2の電源をオンにするだけで自動的にスマホとBluetooth接続する仕組みとなっているため、次回以降の再度のペアリング作業は不要です。
Anker SoundCore 2の操作方法
電源オン | 電源ボタン1秒長押し |
---|---|
電源オフ | 電源ボタン1秒長押し |
ペアリングモード | Buetoothボタン2秒長押し |
再生/一時停止 | 再生ボタン1回タッチ |
次の曲(曲送り) | 再生ボタンを2回タッチ |
音量を上げる | +ボタンを1回タッチ |
音量を下げる | -ボタンを1回タッチ |
電話に出る/終了 | 再生ボタンを1回タッチ |
着信を拒否 | 再生ボタンを1秒長押し |
通話をスピーカーとスマホ間で切り替える | 再生ボタンを1秒長押し |
Anker SoundCore 2の操作方法はとてもシンプル。操作ボタンは上部にある計5つの物理ボタンを各操作に応じタッチ(或いは長押し)するだけ。操作ボタンは左から順に電源ボタン・-ボタン・再生ボタン・+ボタン・Bluetoothボタンとなっています。それぞれのボタンのマークがとても分かりやすいアイコンとなっているため初めてでも直観的に操作することが出来ます。
実際にAnker SoundCore 2を使ってみましたが、操作感はかなり良いです。物理ボタンでそれぞれのボタンが大きいため、とても押しやすいです。
Anker SoundCore 2の音質
Anker SoundCore 2を使い音楽をたくさん聴いてみました。使用した音源は、Amazonが提供する7000万曲以上聴き放題の「Amazon Music Unlimited」。
Anker SoundCore 2の音質は率直に良いです。少々中高域が物足りないという印象もありますが、低音は十分に迫力のあるサウンドになっています。この価格でこのサイズ感でこれだけの低音が出るなら、僕は十分満足できるレベルです。また、外で大き目の音量を出してみましたが、音割れすることもなくキャンプやバーベキューなどのアウトドアシーンでもかなり使えそうだなと思いました。また、動画視聴時の遅延に関しても特別気になることはありませんでした。
Anker SoundCore 2は噂通りのコスパ最強のBluetoothスピーカー!かなりオススメ!
今回購入してみたAmazonで大人気のBluetoothスピーカー「Anker SoundCore 2」は噂通りのコスパ最強の小型スピーカーでした。サイズの割に迫力ある低音を聴くことが出来るので、家の中でスピーカーから音楽を聴きたい、外出先でもスピーカーから音楽を流したい、アウトドアシーンでみんなで音楽を聴きたいといった場合にかなり重宝するアイテムです。安く購入出来る持ち運び可能なポータブルスピーカーを探している人に、Anker SoundCore 2はかなりオススメです。