長時間パソコン作業をする人の目を守るために開発された「ブルーライトカットメガネ」。目に有害なブルーライトをカットすることでPC作業における目への負担を大幅に軽減出来ると言われているのですが、その効果は本当か。1日8時間程度PC画面と向き合う仕事をしており目の疲労感が半端なくなってきたので藁にもすがる思いでJINSのブルーライトカットメガネ「JINS SCREEN(ジンスクリーン)」を買って試してみることにしました。
目次
- 1 ブルーライトカットメガネ「JINS SCREEN」を買ってみた
- 2 初めてのブルーライトカットメガネにJINSを選んだ理由
- 3 ブルーライトカット効果最強の「40% CUT」
- 4 JINS SCREENは全3種類
- 5 JINS SCREENの開封・付属品
- 6 JINS SCREENの外観・特徴
- 7 JINS SCREENの着け心地
- 8 40%CUTのレンズの視界や見た目の印象
- 9 ブルーライトカットメガネ「JINS SCREEN」を1カ月使ってみて実感した効果
- 10 ブルーライトカットメガネ「JINS SCREEN」の良かったところと微妙なところ
- 11 ブルーライトカットメガネは使ってみる価値あり!PC作業にオススメ
ブルーライトカットメガネ「JINS SCREEN」を買ってみた
今回、国内最大手のメガネブランド‟JINS(ジンズ)”のブルーライトカットメガネ「JINS SCREEN(ジンズスクリーン)」を買ってみました。ブルーライトカットメガネとは、文字通りPCやスマホといったLEDディスプレイに多く含まれるブルーライトをカットする眼鏡で、PC作業中の目への負担を軽減してくれるという機能性眼鏡です。
仕事柄、毎日PC画面を8時間以上見続けているため、目への負担が大きく、目が疲れる、目がかすむ、目が痛い、目が重いといった疲れ目や眼精疲労特有の症状に悩まされていたのでこの度ブルーライトカットメガネを買ってみることにしました。
初めてのブルーライトカットメガネにJINSを選んだ理由
PC作業中に着用するブルーライトカットメガネ選びで、JINSの「JINS SCREEN」を選んだ理由は、単純に一番有名だったからです。JINSは国内におけるブルーライトカットメガネのパイオニアで、2011年に初代となる「JINS PC」を販売しています。その後進化して名称が変わって登場したのが今の「JINS SCREEN」です。
同じく大手ブランドのZoffの「Zoff PC」もありますが、やはり販売実績の長いJINSの方が機能性では優れているだろうというということでJINSにしました。また、JINSのは他社製のブルーライトカットメガネよりも見た目がお洒落で、機能性でもレンズがクリアに近く、変なぎらつきもないといったように評判が良かったのも決め手となりました。
ブルーライトカット効果最強の「40% CUT」
JINS SCREENは、ブルーライトカット率の違いで2種類あります。一つは、ブルーライトを25%カット出来る「25% CUT」。もう一つは、ブルーライトをさらに40%までカット出来る「40% CUT」。当然、ブルーライトカット率が高い方が、目への負担をより軽減出来るので、長時間のPC作業向きです。今回、僕がPC作業用に選んだのも当然、一番ブルーライトカット効果が高い40%CUTのメガネです。
また、25%カットのメガネはブルーライトカット率がやや低い分、レンズは限りなくクリアに近い色となっているので、機能性よりも見た目を重視するという人は25%カットを選ぶのがオススメです。僕は、長時間のPC作業でしっかり目への負担を軽減したいということで迷わず40%カットにしました。
JINS SCREENは全3種類
種類 | 25%CUT | 40%CUT | 25%CUT KIDS |
価格 | 5,000円 | 5,000円 | 3,000円 |
ブルーライトカット率 | 25% | 40% | 25% |
形状 | 4種類 | 3種類 | 1種類 |
色 | 8色 | 最大4色 | 4色 |
JINSのブルーライトカットメガネ「JINS SCREEN(旧JINS PC)」は、大人用2種類(25%CUT・40%CUT)と子供用1種類(25%CUT KIDS)の計3種類あります。それぞれ価格、ブルーライトカット率、形状と色のレパートリーに違いがあります。
25%CUT
ブルーライトカット率25%の「25%CUT」は、自然な見た目のクリアレンズが特徴です。40%CUTの黄色味がかったレンズと違って、通常のレンズに近いクリアな色なので見た目を重視する人にオススメ。フレーム形状は、OVAL(オーバル)・WELLINGTON(ウェリントン)・BOSTON(ボストン)・SQUARE(スクエア)の4種類で、フレームカラーは最大8色。
40%CUT
ブルーライトカット率40%の「40%CUT」は、ブルーライトカット効果が一番高いのが特徴。価格は25%CUTと同じなので、長時間のPC作業で目を酷使する人にオススメ。形状はOVAL(オーバル)・WELLINGTON(ウェリントン)・SQUARE(スクエア)の3種類で、カラーはそれぞれ4色。
25%CUT KIDS
子供用のブルーライトカットメガネが、「25%CUT KIDS」。ブルーライトカット率は25%で、フレーム形状は1種類、カラーは4色。
JINS SCREENの開封・付属品
今回、JINS SCREENはネット通販で買いました。通常メガネは店頭で買うものですが、度なしのものだと普通にオンラインですぐに買うことが出来ます。通販で注文して2日後ぐらいに届きました。では、早速開封していきます。
開封してみると、ゲーム機のコントローラーやスマホ、パソコン、眼鏡を掛けた人などのイラストが描かれた、お洒落な内箱が出てきました。外箱もお洒落ですが、内箱もお洒落で、開封するだけでとてもテンションがあがります。
JINS SCREENの箱に入っていたのは、ブルーライトカットメガネ本体と説明書、専用ソフトケースの三つです。
眼鏡だから専用ハードケースが付いているのかなと思いましたが、ハードではなくソフトケースがついていました。清潔感のある白い生地に、内箱と同じお洒落なイラストが描かれているのがとても特徴的です。また、このソフトケースはメガネ拭きとしても使えるそうで、クリーニングクロスは別には付いていませんでした。
JINS SCREENの外観・特徴
僕が買ったのは、「JINS SCREEN 40%CUT」のSQUARE(スクエア)形状のブラックカラーです。取りあえず初めてのブルーライトカットメガネということで一番無難でシンプルなものを選びました。箱から取り出してみての第一印象としては、普通に良い。この眼鏡は、世界的工業デザイナーであるJasper Morrison(ジョスパー・モリソン)監修らしく、シンプルでありながらお洒落な感じになっています。
眼鏡側面はこんな感じ。メガネのフレームやテンプルは程よく艶があり、安っぽさはありません。デザインに関しては、海外製の安物を買わなくて正解だったと素直に思えるクオリティです。
左のテンプル内側には、「Desingned in Tokyo」と「JINS」の印字があります。
右側のテンプルの内側にはスペックの印字。
特徴的なのはテンプルエンド。ラバー素材を使ったテンプルエンドは自分で曲げて自由に調整することが可能です。自分の耳にしっくりとくる形で合わせることが出来るので、着け心地は普通に良さそう。そしてラバー素材でずり落ちる心配もありません。
JINS SCREENの着け心地
JIN SCREENの着け心地は普通に良いです。
素材は軽い素材を使っているらしく軽い着け心地。鼻と耳にしっかりと固定出来るので、PC作業中に普通の動きをする分にメガネがずれたり、落ちたりすることはありません。
40%CUTのレンズの視界や見た目の印象
ブルーライトカットメガネは通常のレンズではなく、ブルーライトカットの特別なレンズを使っているので、レンズは通常のクリアなものではなく、やや黄色みがかったレンズとなります。そのため、眼鏡をかけた時の他人から見た印象や、自分の視界はどんなものになるのか気になる人は多いはず。
実はJINS SCREENの25%CUTは長年の改良の末に、かなり普通のレンズに近いクリアな見た目となっています。40%CUTも同様に改良を重ねるごとにかなり自然な印象のレンズへと進化しています。
しかし、実際に40%CUTを着用してみると、普通のメガネではないことは一目瞭然。また、視界もメガネをつけていない時と違って、全体的に黄色味がかった色合いとなります。全体的に見るカラーの色は黄色味に寄る、色が薄く見えるといった感じになります。
外出先でたくさんの人の前で着用する、色味を調整するデザインの仕事をしているといった理由から、この点が気になる場合は25%CUTを選んだ方が良いでしょう。僕の場合は特にこの点は気にならないので40%CUTを選んで満足しています。
ブルーライトカットメガネ「JINS SCREEN」を1カ月使ってみて実感した効果
JINS SCREENを1カ月、平日の8時間近くに及ぶPC作業で着用してみましたが、予想以上にブルーライトカットの効果を実感することが出来ました。ブルーライトをカットすることで、目の疲労感を大幅に軽減することが出来ました。
JINS SCREENを使う前は、PC画面を見ながら何度も目頭を押さえ、昼食や夕食の休憩の時間も目に不快感を感じることが多かったのですが、それがかなり改善されました。今ブルーライトカットメガネ無しでPC画面を見ると、とても眩しく、不快なチラつきもあり、とてもこの画面をブルーライトカットなくしては見ようとは思えないぐらい、JINS SCREENは欠かせないものとなっています。
ただし、長時間のPC作業を続けている以上、この眼鏡を着用したからと言って完全に疲れ目の辛さが全て解消されたわけではありません。それでも、掛けないよりは遥かに目の負担は減っていると実感出来るので、僕はこのJINS SCREENを買ってみて良かったと思っています。
ブルーライトカットメガネ「JINS SCREEN」の良かったところと微妙なところ
良かったところ
- シンプルでお洒落
- しっかりフィットする
- 目の疲労感軽減効果を実感出来た
JINS SCREENを買って使ってみて良かったところは、見た目の良さ、そして着け心地の良さ。そして一番はブルーライトカットによる目の疲労感軽減の効果をしっかりと実感出来たことです。
微妙なところ
- PC作業中に眼鏡を掛けるのがやや面倒
- ハードケースが無い
正直微妙だったところもあります。一つはメガネを掛けるのが面倒ということ。実は僕は普段はメガネはしないのでPC作業中にずっと眼鏡を掛けないといけないのはやや面倒だなと感じます。また、ハードケースが無いので外への持ち出しはしにくく、外へ持ちだしするような場合は別途ハードケースを買わないといけないのは正直残念なところです。
ブルーライトカットメガネは使ってみる価値あり!PC作業にオススメ
ブルーライトカットメガネは本当に効果があるのか気になっている人も多いと思います。1日8時間前後PC画面とにらめっこする仕事をしている僕がJINS SCREENを使ってみた限りでは、それなりにしっかりと効果は実感することが出来ました。長時間のPC作業による目の疲労感を強く感じているような人は、是非ブルーライトカットメガネを試してみてください。