AmazonのFireタブレットの最上位モデル「Fire HD 10(第9世代)」を買ってみました。家に届いて1週間、映画やドラマを見たり、雑誌や漫画を読んだり、音楽を聴いたり、ゲームをしたり、スマートディスプレイとして使ってみたりと色々な使い方をしてとことん使い倒してみました。なので、使ってみて感じた率直な感想をレビューとして紹介してみたいと思います。
現在は2021年5月26日発売の「Fire HD 10(第11世代)」が最新モデルとなっています。
▼2021年最新モデル
目次
- 1 Amazonの最上位タブレット「Fire HD 10(第9世代)」を買ってみた
- 2 初めてのタブレット選びで、iPadじゃなくAmazonのFireタブレットにした理由
- 3 Fireタブレットで一番人気のFire HD 8ではなく、Fire HD 10を選んだ理由
- 4 Fire HD 10を買うなら容量は32GB一択!
- 5 Fire HD 10の開封と付属品
- 6 Fire HD 10のデザインのレビュー
- 7 Fire HD 10で‟動画”を見てみてのレビュー
- 8 Fire HD 10で‟音楽”を聴いてみてのレビュー
- 9 Fire HD 10で‟電子書籍”を読んでみてのレビュー
- 10 Fire HD 10の‟カメラ”を使ってみてのレビュー
- 11 Fire HD 10で‟ゲーム”を遊んでみてのレビュー
- 12 Fire HD 10の‟ブラウザSilk”を使ってみてのレビュー
- 13 Fire HD 10の‟Amazon Alexa”を使ってみてのレビュー
- 14 Fire HD 10で色々とアプリを使ってみてのレビュー
- 15 総括、Fire HD 10は買って正解だった!微妙なところもあるけどコスパは最強!
Amazonの最上位タブレット「Fire HD 10(第9世代)」を買ってみた
今回、AmazonのFireタブレット「Fire HD 10(第9世代)」を買ってみました。Amazonのタブレットには以前から興味があったものの、本当に買って良いものかスペック面で不安がありました。でも、2019年10月に発売されたFireタブレットの最上位モデル「Fire HD 10」は、旧モデル(第7世代)から大幅に進化したということで、この機会に買ってみることにしました。
- 処理能力向上(4コア→8コア)
- バッテリー持ち向上(10時間→12時間)
- OS進化(Fire OS 5→Fire OS 7)
主な進化ポイントは、上記の3つです。特に一番の目玉はCPU周りの強化です。タブレットの処理能力は、「コア数xクロック周波数」で決まります。第7世代は、クロック周波数1.8GHzのコアが2つと1.4GHzのコアが2つの計4コア、一方の第9世代はクロック周波数2.0GHzのコアが8つと処理能力の面で大幅に進化しています。この処理能力の大幅な向上が、今回僕がFireタブレット購入に踏み切った大きな決め手です。
▼2021年最新モデル
2021年5月発売のFire HD 10(第11世代)は、RAMが2GB→3GB、MicroSDカードの対応容量が512GB→1TB、カメラ画素数が200万画素→500万画素へと進化しています。
初めてのタブレット選びで、iPadじゃなくAmazonのFireタブレットにした理由
実は、今回の「Fire HD 10」が僕にとっての初のタブレット。タブレットを選ぶ時、当然第一候補に挙がったのはiPad(無印)です。Fireタブレットは単なる安物タブレット、iPadは本物のタブレットというイメージがあり、当然のようにiPad購入を考えていました。
しかし、最終的にiPadではなくFireタブレットを選んだのは、僕のタブレットの使い方を考えた時にiPadがオーバースペックであることに気付いたからです。僕のタブレットの使い方は、基本的に映画やドラマ、YouTubeといった動画鑑賞と雑誌や漫画を読むというのが大半です。iPadは高性能なため、動画編集をしたり写真を加工したり、プレゼン資料やレポートを作成したり、絵を描いたり出来るようです。でも、僕はタブレットをそのような使い方をすることはないのでiPadは自分にはいらないと分かりました。
なので、iPadの4割程度の価格で買えるFireタブレットを選ぶことにしました。僕と同じようにタブレットを‟見る”専門で使うならFireタブレットで十分だと思います。逆にタブレットで‟クリエイティブな仕事をする”といった場合はやはりFireタブレットではなくiPadを選んだ方が良いです。
Fire HD 10とiPadとのスペック比較表
Fire HD 10 (2019年モデル) | vs | iPad (2019年モデル) |
---|---|---|
15,980円 | 価格 | 38,280円 |
10.1インチ | ディスプレイ | 10.2インチ |
1920×1200 (224ppi) | 画面解像度 | 2160×1620 (264ppi) |
8コア(2.0GHz) | CPU | 4コア(2.33GHz) |
2GB | RAM | 3GB |
32GB | ストレージ | 32GB |
フロント:200万画素 リア:200万画素 | カメラ | フロント:1200万画素 リア:800万画素 |
非対応 | 指紋認証 | 対応 |
12時間 | バッテリー | 10時間 |
512GBまで | microSD | 非対応 |
262x159x9.8mm | サイズ | 250.6×174.1×7.5mm |
504g | 重量 | 483g |
Fireタブレットで一番人気のFire HD 8ではなく、Fire HD 10を選んだ理由
●Fireタブレットシリーズ
・Fire HD 7(7インチ)
・Fire HD 8(8インチ)
・Fire HD 10(10インチ)
Fireタブレットは現在7、8、10の3種類あります。それぞれの特徴は、7は一番小さいため片手持ち出来、持ち運びもしやすいため外出用にぴったり。10は一番大きく一番性能に優れたハイエンドモデル。8は7と10の間のサイズで、間の性能を持つモデル。一番人気があるのは8です。1万円以下で買えるため、「Fire HD 8」がコスパ最強と売れているようです。
僕は、8と10で悩みましたが最終的には「Fire HD 10」を選びました。その最大の理由は、画面解像度。8は今時のタブレットではありえない「1280×800」という残念な解像度。一方10は今時のタブレットとしては最低限と言って良い「1920×1200」のフルHDはクリアしているので、映画やドラマ、漫画などを綺麗な画面で楽しみたいということで「Fire HD 10」を選びました。そのほか、口コミで「Fire HD 8は重いアプリを開いたりすると固まったり、カクつく時がある」という声がいくつかあったのも、より処理能力の高い「Fire HD 10」を選ぶ大きな理由となりました。
Fire HD 10とFire HD 8とのスペック比較表
Fire HD 10 (2019年モデル) | vs | Fire HD 8 (2018年モデル) |
---|---|---|
15,980円 | 価格 | 8,980円 |
10.1インチ | ディスプレイ | 8インチ |
1920×1200 (224ppi) | 画面解像度 | 1280×800 (189ppi) |
8コア(2.0GHz) | CPU | 4コア(1.3GHz) |
2GB | RAM | 1.5GB |
32GB | ストレージ | 16GB |
フロント:200万画素 リア:200万画素 | カメラ | フロント:200万画素 リア:200万画素 |
非対応 | 指紋認証 | 非対応 |
12時間 | バッテリー | 10時間 |
512GBまで | microSD | 400GBまで |
262x159x9.8mm | サイズ | 214x128x9.7mm |
504g | 重量 | 369g |
▼2021年発売の最新Fire HD 10
▼2020年発売の最新Fire HD 8
Fire HD 10を買うなら容量は32GB一択!
- Fire HD 10(32GBモデル):15,980円
- Fire HD 10(64GBモデル):19,980円
Fire HD 10は、ストレージ32GBと64GBどちらかを選ぶことが出来ます。当然、ストレージ容量が大きい64GBモデルの方が32GBより高いです。その価格差は、4,000円。つまり容量32GB分が、4,000円となっています。
僕が買ったのは32GBですが、これは迷うことなく32GB一択です!その理由は、FireタブレットはiPadと違ってmicroSDカードを使って容量を拡張できるためです。microSDカードは32GB分1,000円ぐらいで買えます。64GBでも1500円ぐらい、128GBでも2,000円ぐらいで買えるので、はっきり言ってわざわざ32GB容量を増やすために4,000円多く支払って64GBを買うのは損です。
僕は、自宅にあるmicroSDカードを使いましたが、microSDカードはAmazonでかなり安く買うことが出来ます。TranscendのmicroSDカードなら128GBでも2,000円ぐらいで買えてしまうのでFireタブレット購入時に一緒に買っておくのがオススメ。
Fire HD 10の開封と付属品
Amazonから注文していた「Fire HD 10」が届いたので早速開封していきます。以前のFireタブレットはかなり簡易的な箱だったのですが、今回自宅に届いた箱は割としっかりしていました。それでもタブレットの梱包としては非常に簡素なものでした。でも、これはタブレットがかなり格安なので特に気にはなりません。むしろ、もっと簡素化出来るところは簡素化して今後もタブレットの価格を下げたり、タブレットの性能向上のところを頑張ってほしいです。
Fireタブレットのオレンジの外箱に入っていたのは、まずはFireタブレット本体。
そして充電時に使うUSBケーブルは「USB Type-C」。昨今、スマホやパソコンなどType-Cを採用する機器が増えてきたことで、Fireタブレットとして初のType-C採用。複数の機器の異なるケーブルを一本化出来るため非常に便利なそうですが、僕は残念ながら「USB Type-C」を採用した機器を他に持っていないので特にその有難みは特に感じませんでした。
そして充電用のACアダプター。ACアダプターは9Wで以前よりも高速に充電出来るようになったようです。
そして最後はスターターガイドと保証書。
Fire HD 10のデザインのレビュー
早速、「Fire HD 10」の外観をレビューしていきます。上記はタブレット前面の写真。上部ベゼルの真ん中に200万画素のフロントカメラ(インカメラ)があります。ちなみにAndroidスマホ・タブレット同様に物理ボタンはありません。
タブレット背面には、微笑んだ口元に似ているAmazonお馴染みのマークがあります。以前の「Fire HD 10」にはAmazonという文字が入っていたようですが、第9世代ではAmazonという文字はなくなっています。
タブレット上部には、電源ボタン、USB-Cポート、マイク、3.5mmステレオジャック、ボリューム調整ボタンがあります。
タブレットの右サイドにはMicroSDカードスロットがあります。最大512GBまで対応。
左サイドには二つスピーカがあります。
タブレットを横にした時に丁度スピーカーが左右一つずつになるようになっているので、動画を見る時に立体的で迫力のある音を楽しめるようになっています。
タブレット下部は特に何もありません。
ちなみに大きさをiPhone8(左)とKindle PaperWhite(真ん中)と比較してみるとこんな感じです。大きさはかなり大きいです。特にスマホと比べるとかなり大きく、タブレットを操作したあとにスマホを触るとスマホがかなりちゃっちく感じるぐらいのサイズ感です。
光沢ディスプレイの映り込みが激しい、映り込み防止フィルムを貼っておくのがオススメ
Fire HD 10のディスプレイは光沢ディスプレイ。明るく綺麗なディスプレイなのですが、自分、その背景にあるもの、天井の照明などの映り込みが激しいです。はっきり言って動画を見ていると映り込みが気になって目も疲れてしまうので、映り込み防止効果のある保護フィルムを貼っておくのがオススメです。
割とつるつるした感じで落としやすい、大事に使うためにカバーをつけておくのが無難
タブレットの背面はマットな仕上がりで滑りにくいように配慮がなされていますが、それでもやはり滑りやすく誤って床に落としてしまいそうな印象です。特にサイズが大きいこともあり、誤って落として壊さないためにもカバーはつけておくのがよさそうです。
サイズは大きいけど男性ならギリギリ片手でも持てる
Fire HD 10は10.1インチなのでかなり大きいです。女性の人だと片手で持つというのは厳しいと思います。でも、男性ならなんとかギリギリ片手で持てるサイズです。大きさは大きいのですが、縦長のデザインなので普通の10インチクラスのタブレットよりは持ちやすいです。
縦向きならなんとか片手で持てますが、横向き結構キツイ。縦長デザインなので横向きにすると横にながくなってしまい、片手で持つのはつらいところです。横向きで使うならほぼほぼ両手持ちです。
タブレットは重いけど、ボディバッグやリュックに入れてしまえば外へ持ちだすのはそれほど苦ではない
タブレットは重みがあります。サイズも大きいし、あまり外へと持ちだしはしたくありませんが、外出先へ持っていけないことはありません。Fireタブレットの中では一番大きいサイズとは言っても、普通にカバンの中に入るサイズです。片手持ちのカバンの場合はタブレット一つ入っていると重く感じますが、ボディバッグやリュックの場合はこのタブレット一つ入れただけではそれほど重みは感じません。他にPCも入れるとなるとさすがに重いですが、PC・タブレット関連がこれ一つなら普通に問題ありません。
基本的には家メインでスタンド置きでの使用が一番ぴったり
Fire HD 10を1週間使ってみて、一番ベストな使い方は家で使うということ。外へ持ちだすのは基本的にたまに。通勤・通学で毎日のように外へ持って行くなら7や8が良いでしょう。でも、基本的には家で使うという場合は、大きい画面の10がベストです。
また、家で使う場合も基本的にはスタンド置きするのが一番。両手でも長く持っていると疲れるので、映画やドラマなど動画を見る時はスタンド置きとなります。雑誌を読んだり、ゲームをしたりするときにソファーやベッドで横になりながらいじる感じで、基本はスタンド置き。家の中でも片手で持ったり、部屋を色々と移動させながら使うといった場合は7、8の方が良いかもしれません。
Fire HD 10で‟動画”を見てみてのレビュー
画面解像度はフルHD(1920×1200)だから普通に綺麗
はっきり言って画質は普通に綺麗です。僕は、Amazonプライムビデオで映画やドラマ、DAZNでスポーツ中継、YouTubeでユーチューバーの動画を見たりするのが好きですが、このタブレットは十分綺麗に動画を見ることが出来ます。フルHDなのでこの点、7や8を選ばずに10を選んで本当に良かったです。
最新スマホ・タブレットに比べると液晶ディスプレイの質はやや劣る印象
Fire HD 10は画質は普通に綺麗とは言っても、最新スマホやタブレットの高精細な映像美に比べるとやはり劣るのは事実。例えば、iPhone8と動画の見た目の印象を比較した場合、どちらの方がより綺麗に見えるかを判断すると、「iPhone8」です。
iPhone8は、Retinaディスプレイという良いディスプレイを採用しているので、かなり映像が綺麗に見えます。特に色は白と黒がしっかりしているので、全体的に色味が綺麗に見えます。また、輪郭もはっきりしていてボヤッとした感じがなく、「これは本当に綺麗だ」と思う映像です。
一方、Fire HD 10は綺麗なことは綺麗。普通にFire HD 10だけを見ていると綺麗な映像としか思いませんが、他の高精細ディスプレイ採用のスマホやタブレットと比較するとどうしてもディスプレイの質はやや劣るなという印象を持たざるを得ません。例えば、iPhone8と比較すると、色味がやや黄色っぽい、そして輪郭もややボケッとした印象があります。
大画面(10.1インチ)だからスマホで見るよりも迫力がある
映画を見ている時の迫力はスマホよりは圧倒的です。10.1インチなので、かなり迫力ある映像を楽しむことが出来ます。この大きな画面で映画を見た後、スマホだと画面が小さすぎて改めてスマホで動画を見ようとする気が起こりません。今ではスマホで動画を見ることはなく、動画を見るならFire HD 10一択の状態です。
YouTubeも普通に見れるようになっている
Fireタブレットで普通にYouTubeが見れるようになっています。実は、Fireタブレットでは最近までYouTubeは見れなかったんです。Fireタブレットのアプリストアは、GooglePlayやAppStoreと違ってアプリの数が極端に少なく、多くの人気どころのアプリがダウンロードできないんです。
YouTubeもその一つでしたが、最近になってようやくamazonのAndroidアプリストアに追加されたようです。普通にFireタブレットでYouTubeが見れたというのは嬉しかったです。
デュアルスピーカーだから立体感のある音を楽しめる
Fire HD 10はデュアルスピーカー採用です。横向きにすると左右それぞれから音が出てくるので、立体感のある音を聴くことが出来ます。映画をいくつか見てみましたが、十分迫力ある音を楽しむことが出来ました。
Fire HD 10で‟音楽”を聴いてみてのレビュー
音質は特別良くはないけど、タブレットの音質としては十分
音質は特別良いというわけではありませんが、映画を見たり、タブレットとして音楽を流すということを考えると音質は十分です。
Bluetooth機能でワイヤレスヘッドホンも使用可
Fire HD 10はBluetooth機器と無線接続出来ます。僕は音楽を聴く時や映画を夜遅くに見る時にワイヤレスヘッドホンを使っています。
Fire HD 10で‟電子書籍”を読んでみてのレビュー
雑誌を見る時にスマホのように拡大する必要がないから読みやすい
雑誌はかなり読みやすいです。タブレットの大きさが雑誌の大きさに近いので、本物の雑誌を読む時と近い感覚で読むことが出来ます。特にいちいち拡大したり縮小したりしないで済むのが良いところ。スマホのKindleアプリで雑誌を読むと頻繁に拡大したり縮小したりする必要がありますが、Fire HD 10だとその必要がありません。普通に小さい字も拡大することなく読むことが出来ます。
縦向きだと1ページ分ですが、横向きにすると見開きで見ることが出来ます。横向きにするとサイズはやや小さくなるものの、かなり雑誌を見開きで読んでいる時に近い感覚になります。
画面が大きいから漫画の描写に迫力がある
大きい画面で見ると漫画の描写にも迫力が出ます。
今までKindle端末(Kindle PaperWhite)を使って電子書籍の漫画を読んでいましたが、Fire HD 10はそれよりも読みやすいかもしれません。まず、画面が大きいのでかなり迫力があり読み応えがあります。さらに見開きで読むことが出来るので、実物の漫画を読んでいるみたいです。さらに、カラー漫画はカラーで楽しめるというのもうれしいところ。
書籍読むならKindle端末一択だけど普通に読める
普通の書籍も大きくなり見やすい。ただし、縦長サイズで縦に大きいので、やはり文庫本や小説といった電子書籍は普通のKindle端末で読んだ方が読みやすい印象です。
本を読むなら、横向きの方が読み易そうです。
Fire HD 10の‟カメラ”を使ってみてのレビュー
カメラ性能ははっきり言っておもちゃレベル
Fire HD 10はフロントカメラとリアカメラがあります。正直言ってこれはほとんど使いどころはない感じ。フロントカメラとリアカメラともに200万画素で、いまどきのスマホ・たタブレット内臓カメラとしてはかなり性能の低いカメラです。たぶんビデオ通話に使う用のカメラだと思います。
iPhone8で撮影した写真と比較するとその差は一目瞭然
ちなみにこれはiPhone8のリアカメラで撮影した写真。
写真をアップしてみるとこんな感じ。
同じ要領でFire HD 10で撮影してみるとこんな感じ。
写真を拡大してみると、かなりぼやっとしているのが良く分かります。基本的にこのカメラを使うことはないです。
Fire HD 10で‟ゲーム”を遊んでみてのレビュー
重たいゲームをダウンロードする時は結構時間がかかる
Fire HD 10は処理能力は大幅に向上したというものの、ゲームのダウンロードには多少時間がかかりました。データ容量軽めのゲームアプリならすぐにダウンロードできますが、荒野行動のようなデータ容量多めのゲームとなると、かなりダウンロードに時間がかかります。
ゲーム自体は普通に快適にプレイ出来る
しかし、一度ダウンロードしてしまえば、普通に快適にプレイすることが出来ました。特にプレイ中にカクついたり、固まったりするこはなかったです。むしろ、画面が大きいのでゲームをするのも楽しいです。
プロ野球スピリッツも全く問題なく快適にプレイ出来ました。Fire HD 10でゲームアプリをやってみた結果、普通にゲーム用として使えると思います。最初のダウンロードに時間がかかること以外、特にゲームをしていて不便に感じるところはないです。ちなみに荒野行動はダウンロードに時間がかかりましたが、プロ野球スピリッツはすぐでした。
カクつく場合はゲームの画質設定をいじれば大体問題ない
荒野行動を始め多くのゲームアプリで画質設定をいじることが出来ます。もし、たくさんアプリをいれていてカクつくことがあるような場合は画質設定をいじればOKです。ちなみに画質レンダリングレベル最高の「HD」、フレーム数最大の「最大(60フレーム)」でも荒野行動をやってみましたが、特に問題はなかったです。ただし、ダウンロードするアプリが増えてくるとそうもいかなくなるかもしれないので、そういった場合は画質を下げるなどの対策をすれば大丈夫です。
Fire HD 10の‟ブラウザSilk”を使ってみてのレビュー
PCでchrome、iPhoneでsafariを使っている時と特に変わらない感じ
FireタブレットのブラウザはSilkというもの。FireタブレットはAmazonアプリはサクサクだけど、ネットブラウザはカクつくみたいな声も口コミでありましたが、今回買ったFire HD 10ではそんなことはなかったです。PCでChorme、iPhoneでSafariを使っている時と同じで普通に快適。
普通にサクサクで快適
画像を多く使っているサイトの読み込みに時間がかかるのかなと思いましたが、そんなこともなかったです。普通にサクサクで快適。Amazonアプリだけではなく、その他のアプリを使う時も普通にネット検索する時もPCやスマホを使っている時と何も変わらない感じです。格安タブレットだからどうこうといったことはありません。
Fire HD 10の‟Amazon Alexa”を使ってみてのレビュー
ハンズフリーで色々と操作出来るから意外とめちゃくちゃ便利
第9世代のFire HD 10は、Alexa対応です。Alexaとは、音声操作を可能にする機能のこと。タブレットに話しかけることで、タブレットをさわらずに操作出来るので便利。最初はAlexa機能なんて別にいらないと思っていましたが、使ってみるとめちゃくちゃ便利でした。
天気予報を聞くと、現在地の天気を教えてくれるし、「ハンバーグの作り方」を聞くとクックパッドの中からハンバーグのレシピをいくつか提示してくれて、その中から選んだレシピの詳細をディスプレイと読み上げ音声で教えてくれます。
さらに「クリスマスの音楽を流して」と言うと、Amazonミュージックの中からクリスマスのプレイリストを再生してくれます。また、「〇〇(映画のタイトル)、見たい」というと、Amazonプライビデオの中から探して勝手に流してくれるのでめちゃくちゃ便利です。
Echo Showの代わりとして十分使える
Amazonにはスマートディスプレイの「Echo Show」という商品がありますが、Fire HD 10は十分その代わりとなります。「Showモード」にすることで画面で常時表示モードに出来て、スマートディスプレイとして活躍。さらに声をかけることで、天気予報を教えてくれたり、音楽を流してくれたり、映画を流してくれたりします。
Fire HD 10で色々とアプリを使ってみてのレビュー
Fireタブレットで使えるアプリはかなり少ない
Fire HD 10を始めFireタブレット一番のデメリットは、やはり使えるアプリが少ないということ。プライムビデオやAmazonミュージック、Kindle、AmazonフォトなどAmazonのサービスの利用に特化したタブレットということでかなり格安価格となっているため、ダウンロードできるアプリはかなり限定されます。
Fireタブレットのアプリは、AmazonのAndroidアプリストアの中から選びますが、その中にはLINE、Googleマップ、Yahoo!カーナビ、dマガジン、楽天マガジン、食べログ、メルカリといった人気どころのアプリのほとんどがありません。
動画・エンターテイメント系アプリは割と充実している
Fireタブレットのアプリで唯一充実しているのが、動画・エンターテイメント系アプリ。プライムビデオを始め、YouTube、Hulu、NETFLIX、AbemaTVがあります。
総括、Fire HD 10は買って正解だった!微妙なところもあるけどコスパは最強!
- とにかく安い、お得!
- 安いけど普通にサクサク快適に動く
- 10.1インチ、フルHDで映画も漫画も迫力がある!
- 大きいサイズで雑誌も読みやすい!
- ハンズフリー操作出来るから手を離せない時に便利
- スマートディスプレイとしても大活躍
Fire HD 10は買って正解でした!唯一の不満点、ダウンロードが出来るアプリが少ないというFireタブレット特有のデメリットがありますが、それでもこのタブレットを買ってみてかなり満足出来ました。なにより安いのが良い。そして単に安いだけじゃなく画質も綺麗で、動きもサクサクで快適。
スマートディスプレイとしても活躍しているので、とても満足しています。もし、Fire HD 10を買おうかどうか迷っている人がいたら強くオススメしたいです。特にプライムビデオやKindle、AmazonミュージックといったAmazon系サービスをたくさん使っている人はFireタブレットは一つは持っておくのがオススメです。
▼2021年最新モデル