Amazonで人気の完全ワイヤレスイヤホン「PZX Bluetoothイヤホン」を買って、ランニング用途で使ってみました。価格が4,000円以下ということで、Amazonの口コミでもコスパの良さを推す声が多かったのですが、果たしてどうでしょうか。
この記事では、PZXの完全ワイヤレスイヤホン(左右独立型)を買ってみてのレビューはもちろん、PZXイヤホンの使い方(充電・ペアリング・操作法)についても詳しく紹介しています。
目次
完全ワイヤレスイヤホン「PZX Bluetoothイヤホン」を買ってみた
ランニング用に完全ワイヤレスイヤホンが欲しくなり、Amazonで人気の高かった「PZX Bluetoothイヤホン(Air-TWS-C5)」を買ってみました。
価格が4,000円以下という安さはもちろんですが、防水性、イヤーフック付き、iPhoneで高音質で聴けるAAC対応と機能性とデザイン性の良さも兼ね備えているということで、PZXのイヤホンを買うことにしました。
また、同価格帯のSoundPEATS(サウンドピーツ)の「TrueFree+」とも悩みましたが、サウンドピーツの方はイヤーフックがなく、防水性の規格の表記もなかったので、スポーツ用途としては耳に固定出来るイヤーフック付きでIPX6の防水性を備える「PZX」の方が良いと思い、こちらを買いました。
PZX Bluetoothイヤホンの開封・付属品
- イヤホン本体(左右)
- イヤーピース(左右S・M・L)
- イヤーフック(左右S・M・L)
- 充電ケース
- ケース用ストラップ
- ケース用巾着袋
- ケース充電用microUSBケーブル
PZX Bluetoothイヤホンの外観
PZXのイヤホンケース、カッコイイです。
光沢感のあるブラックカラーにグレーのPZXのマークが映えます。
ケースを開けてみると、またカッコイイ。
PXZのBluetoothイヤホンは、僕が選んだ「グレー」以外に「ブルー」「レッド」「グリーン」があります。正直、グレーを買って大正解です。イヤホン本体の縁あたりがグレーになっているだけであとはブラックでまとまっているので、安いけど高級感のある見た目になっています。
ケースから取り出してイヤホン単体で見てもカッコいい。
ランニング用だからスポーティーなカラーが良いかなと思いましたが、このカラーで間違いなかったです。本当に見た目は完璧です。
PZX Bluetoothイヤホンの充電方法
「PZX Bluetoothイヤホン」を充電する方法は簡単です。
充電ケースに置くだけです。置くだけで充電出来るので、かなり快適です。もちろん充電ケースは付属のUSB充電を使って充電する必要があります。PZXを買った時は充電ケースは既に充電されている状態でした。
イヤホンを充電している時は、イヤホン本体のLEDが赤く光り充電ケースのLEDが青く光ります。充電が終わるとLEDが消えます。
ちなみに1回の満充電に1時間かかり、2~3時間連続再生出来るみたいです。また、充電MAXの充電ケースで計3回充電することが可能です。
PZX Bluetoothイヤホンのペアリング方法
PZX Bluetoothイヤホンをペアリングする(スマホとBluetoothで接続する)方法はかなり簡単でした。その方法について詳しく紹介してみます。まずは、接続するスマホと充電ケースに入ったイヤホンを用意します。イヤホンを既に出している場合は、一旦ケースに戻しましょう。
まずは、右側のイヤホンをケースから取り出します。
次に左側のイヤホンを取り出します。こうすることで、まずは左右のイヤホン同士をペアリングすることが出来ます。もし、左側のイヤホンを先に取り出してしまうと、上手くペアリング出来ないので、最初からやり直しましょう。
右側のイヤホンは青・赤交互に点滅、左側のイヤホンはゆっくりと青に点滅します。15秒ぐらいすると左右のイヤホン同士のペアリングが完了します。
次は、スマホとのペアリングです。
スマホの設定から「Bluetooth」をオンにし、「Air-TWS」をタップすると、イヤホンとスマホとのペアリングが完了します。これで全ての設定は完了です。
思っていた以上にかなり簡単だったと思います。あとは、スマホの音楽アプリを使って音楽を聴くだけです。僕は、AmazonプライムのAmazonミュージックを使っています。
PZX Bluetoothイヤホンの使い方(操作方法)
音楽再生・一時停止 | 左右どちらか1回タッチ |
---|---|
曲送り | 右2秒タッチ→右1回タッチ |
曲戻し | 左2秒タッチ→左1回タッチ |
通話受信 | 左右どちらか1回タッチ |
通話終了 | 左右どちらか1回タッチ |
着信拒否 | 左右どちらか2秒タッチ |
電話発信 | 右2回タッチ |
PZXのイヤホンは、物理ボタンを押すのではなく、イヤホンをタッチして操作するタッチ式です。そのため、スッキリとした見た目で、軽い着け心地になっています。
操作方法は上記の通りで、左右それぞれのイヤホンを1回、または2回、2秒タッチすることでそれぞれの操作をすることが可能です。
また、注意しておきたいのが、曲送りと曲戻り。PZXの説明書では、「右2秒タッチ(左2秒タッチ)」と記載がありますが、それだと曲送り(曲戻し)をしても曲は流れません。音楽再生は一時停止状態になっているので、2秒タッチの後に「プ」という音がなったら、あと1回タッチする必要があります。
誤って右を2回タッチしてしまうと、一番最近電話した電話番号に電話を掛けてしまうので、右の2回タッチだけは意図せずやってしまわないように注意しましょう。
PZX Bluetoothイヤホンを使ってみて良かったところ
デザインがめちゃくちゃカッコイイ
PZXのイヤホン、デザインは大満足です。
Amazonで4,000円以下で買った激安イヤホンですが、充電ケースも含め見た目はかなりカッコよく高級感があります。このお値段のこのカッコよさ、外見に関してはもう100点です。箱を開けて、実物を見た時はかなりテンションが上がりました。
充電ケースがコンパクトだから持ち運びしやすい
そして、充電ケースはかなりコンパクト。
手のひらにおさまるぐらい小さいケースなので、持ち運びするのにかなり便利です。
耳へのフィット感が良く、ランニング中も耳から外れない
PZXのBluetoothイヤホンを買って一番良かったことは、耳へのフィット感の良さです。PZXの完全ワイヤレスイヤホンは、耳にしっかり固定出来るイヤーフックが付いているので、耳へのフィット感抜群です。正直、イヤーフックの無いイヤホンだと走っているうちにイヤホンが外れてしまいますが、これは外れて落ちたりしません。
また、イヤーピースが3サイズ、イヤーフックが3サイズあるのも良かったです。僕は、イヤーピースは一番小さいSサイズ、イヤーフックは一番大きいLサイズに交換しました。これが一番しっくり来て、抜群の安定感を発揮してくれています。
音質はまずまず
僕はiPhoneを使っているので、ワイヤレスイヤホンを使うならAAC対応のものと決めています。PZXは高音質コーデックAACに対応しているので、音質についても少し期待しました。
ただし、実際に聴いてみた音質はごくごく普通です。特別良いということもなく、特別悪いということもありません。音質を重視するならもっと良いイヤホンを買った方が良いでしょう。でも、走る時に使うイヤホンなので、この音質で十分です。
接続の安定性は問題無し
僕が使ってみた中では接続はかなり安定しています。
僕は河川敷や市街地を走ったりするだけなので、他の機器との干渉がないだけかもしれませんが、音飛びしたり、途切れたりすることで困るということはありません。満員電車のような人混みの中で使うと、やはり音飛びするのかもしれません。
LINE通話も普通に出来た
試しに通話でも使ってみましたが、普通に通話出来ました。
LINEの電話を受信して通話することも出来ました。
バッテリーの持ちも良かった
公式発表の連続再生時間は、2~3時間。
実際に使ってみると、2時間前後。3時間持つということは無いと思いますが、短くても1時間30分~2時間ぐらいは持つので、ランニングやスポーツ用途で使うにはバッテリーの持ちも十分です。
雨の中でも問題なく使えた
PXZは防水性も問題なしです。
ランニング中の汗で問題ないのはもちろん、雨の中で使っても問題はなかったです。僕は、雨の日でもランニングするのが好きなので、防水性がしっかりしているというのは嬉しいです。
PZX Bluetoothイヤホンを使ってみて悪かったところ
タッチの感度が悪く、操作しにくい
PZXイヤホンを使って一番ガッカリしたことは、タッチの感度の悪いところ。
タッチするだけで操作できるのはかなり便利ですが、タッチの感度が悪いので、操作はしにくいです。特にタッチしても中々反応してくれない時があります。
慣れてくると多少操作はマシになりますが、もう少しタッチの感度を良くしてほしいです。最初は操作に慣れず、何度も同じ電話番号に発信してしまいました、、、
音量調整が出来ない
イヤホン本体で音量調整が出来ないのも残念なところです。
音量を調整する場合はわざわざスマホ本体で調整する必要があります。スマホをカバンの中に入れている時などはわざわざ取り出す必要があるので、その点は不便です。
PZX Bluetoothイヤホンはスポーツ用にオススメ
PZXのイヤホン、不満点はありますが、それでも買って良かったアイテムです。タッチの感度が悪い、音量調整が出来ないというデメリットがありますが、ランニングやスポーツ用途で音楽を流しっぱなしで使用する場合はそういったデメリットもほとんど気になりません。
そういったとこもよりも、4,000円以下の価格で防水性、AAC対応、フィット感の良い、デザインがカッコいい完全ワイヤレスイヤホンを手に入れられると思うと、かなりお得です。Amazonのレビューにあるように、本当にコスパの高いイヤホンでした。ランニングやスポーツ用に完全ワイヤレスイヤホンを探している人には、かなりオススメです。