本を電子書籍リーダーでスマートに読んでみたいと思い、僕が買ったのがAmazonの人気の「Kindle Paperwhite(キンドルペーパーホワイト)」です。
Kindle Paperwhiteを3年使ってみて、正直なところ満足しています。当然、3年も使っていると不安に感じるところもあります。それでも、トータルで見ると本当にオススメ出来る電子書籍リーダーだと思います。
この記事では、3年以上Kindle Papewhiteを使ってきて感じたメリットとデメリットについて詳しく紹介してみたいと思います。これから新しく買おうかどうか迷っている人は是非参考にしてみてください。
目次
- 1 僕が本を読むために「Kindle Paperwhite」を買った理由
- 2 Kindle Paperwhiteを使ってみて分かったメリット
- 2.1 メリット①目に優しいし読みやすい
- 2.2 メリット②漫画の描写も綺麗
- 2.3 メリット③ページをめくるのが楽
- 2.4 メリット④軽いから長く持っていても手が疲れない
- 2.5 メリット⑤本棚が要らない
- 2.6 メリット⑥小さいからカバンに入れても邪魔にならない
- 2.7 メリット⑦たくさん本を持ち歩ける
- 2.8 メリット⑧ほとんど充電しなくていい
- 2.9 メリット⑨文字の大きさを調整出来る
- 2.10 メリット⑩気になる文章をマーキング出来る
- 2.11 メリット⑪みんなが注目したところがすぐ分かる
- 2.12 メリット⑫メモを残すことが出来る
- 2.13 メリット⑬知らない単語の意味をすぐ調べられる
- 2.14 メリット⑭本をすぐに買うことが出来る
- 2.15 メリット⑮紙の本より安く買える
- 2.16 メリット⑯プライム会員なら1000冊前後は無料で読み放題
- 2.17 メリット⑰Kindle Unlimitedに入ると和書12万冊が読み放題
- 3 Kindle Paperwhiteを使ってみて分かったデメリット
- 4 Kindle Paperwthiteを3年以上使ってみた結果、大満足!
- 5 Kindle Paperwhiteと他の端末との比較
僕が本を読むために「Kindle Paperwhite」を買った理由
理由①外出先で本を読みたかった
Kindle Paperwhiteを買った一番の理由は、外出先で本を読みたかったから。バスや電車で移動している時やカフェで暇つぶしをしている時なんかに本を読みたいなと。
通常の書籍だとかさばるし、重い。もっと気軽に本を外へ持ちだせる、軽くて小さい電子書籍リーダー「Kindle Paperwhite」に魅かれました。
理由②読みたい本をネットですぐ買って読みたかった
僕は読みたいと思ったらすぐにでも読みたいタイプ。なので、書店へ行って本を買ってきたり、通販で取り寄せたりするというのはかなり面倒に感じます。
Kindle Paperwhiteだったら読みたい本があったらすぐに買って、すぐに読むことが出来るので、その点にも大きく惹かれました。
理由③Kindle Paperwhiteが一番人気だった
Amazonの電子書籍リーダー「Kindleシリーズ」には3種類ぐらい種類がありますが、その中でもKindle Paperwhiteを選んだのは一番使いやすそうだったし、価格もほどほどだったし、見た目も良かったし、何より一番人気だったからです。
Kindle Paperwhiteを使ってみて分かったメリット
メリット①目に優しいし読みやすい
Kindle Paperwhiteは目への負担を減らすE-linkディスプレイというものを使っているので、目に優しいです。目への有害な影響があるブルーレイがゼロなので、安心してたくさん本を読むことが出来ます。
スマホやタブレットをずっと見ていると目が疲れてしまいますが、これは本当に疲れにくい。見た目は本当に紙の媒体を見ているような感覚なので、初めて使った時も何も違和感なく本を読むことが出来ました。
今、改めてスマホ版のKindleを使って本を読んでみましたが、全然違います。スマホを就寝前にいじっていると目が覚めて眠れなくなってしまうことがありますが、Kindle Paperwhiteの場合はそういったこともありません。
メリット②漫画の描写も綺麗
漫画の描写も綺麗です。
漫画もそれなりに読みますが、普通に紙版のコミックと同じ感覚です。
漫画の場合、ページをめくるときのちらつきみたいなものが気になるという意見もありますが、僕の場合はそれほど気にはなりません。普通に快適に漫画も読めています。
メリット③ページをめくるのが楽
スマホを操作する時もKindle Paperwhiteを操作する時も、僕は左手だけで操作します。家はもちろんのこと、電車に乗っている時もそうです。
両手を使わないとページ送りが出来ないような端末だとかなり不便を感じていたと思いますが、Kindle Paperwhiteは問題なく片手のみで操作出来ます。電車で右手でつり革を持っている時も左手だけで端末を持ち、ページめくりも出来るので便利です。
ページ送りは、端末画面の左側のタップするだけで出来るので、手が小さい女性の場合でも片手で操作出来そうです。
メリット④軽いから長く持っていても手が疲れない
ベッドで仰向けになって本を読む時なんか端末が重いとすぐに手が疲れてしまいますが、Kindle Paperwhiteは軽いのでそんなことはありません。
電車に乗りながら片手だけで持っている時も全然平気です。今までKindle Paperwhiteの重みが気になったことは一回もありません。
メリット⑤本棚が要らない
電子書籍リーダーを手にしたことで、本を収納する本棚が要らなくなりました。
家にたくさん本があると本棚もたくさん必要になるので、かなりのスペースをとってしまいます。Kindle Paperwhiteを買ってからは、本を全て小さい端末に保管できるようになったので、本の収納に困らなくなりました。
メリット⑥小さいからカバンに入れても邪魔にならない
Kindle Paperwhiteは小さいし、薄いし、軽いです。
外出先へ持って行くのにはぴったり。もちろん、カバンへ入れて持って行く時も全くかさばらないです。リュックはもちろん小さいボディバッグへもスッポリと入ります。なので、スマホや財布と同じように毎回外出する時に持ち歩くことが出来ます。
メリット⑦たくさん本を持ち歩ける
通常、本を持ち歩くとなるとかなり大変です。文庫本やコミック1冊程度なら問題ありませんが、何冊も持ち歩く場合や大きめの本や雑誌を持ち歩くとなるとカバンが重くなってしまいます。
Kindle Paperwhiteはたくさん本を入れていても重さは一緒。180gの重さしかないので、たくさん本を持ち歩けるようになりました。特に長距離バスや新幹線や飛行機に乗る時なんかに大活躍です。
メリット⑧ほとんど充電しなくていい
Kindle Paperwhiteは長持ちバッテリーを搭載しています。そのため、1回の充電でかなり長く使うことが出来ます。
僕の場合は1日平均30分ぐらい使用し、2週間に1回充電する程度です。スマホと違って毎日充電する必要が無いので楽です。1回充電しておけば、外出先でバッテリーがなくなってしまうのを気にする必要もありません。
メリット⑨文字の大きさを調整出来る
Kindle Paperwhiteは文字の大きさを調整することが出来ます。文字が小さく見づらいと思ったら、フォントの設定のサイズをいじるだけで簡単に文字を大きくすることが出来ます。紙版だと文字が小さく読みづらいといったこともありますが、Kindleだったらそういった心拍もなくなりそうです。
また、デフォルトでフォントは明朝になっていますが、フォントの種類をゴシック、筑紫明朝へと変更するこも可能です。
メリット⑩気になる文章をマーキング出来る
本を読んでいると、気に入ったフレーズや重要なポイントをマーキングしたい時があります。そんな時もKindle Paperwhiteなら簡単。文字を長押しし、チェックしたい文章をなぞるだけで簡単にマーキングすることが可能です。
マーキングしたところは、後で一覧として表示出来るので、重要ポイントだけを後で見返すことが出来ます。ちなみにKindle Paperではこの機能をハイライトと呼び、ハイライトを選択することで蛍光ペンで文字をなぞったような形にすることが出来ます。
メリット⑪みんなが注目したところがすぐ分かる
Kindle Paperwhiteでは、他の読者が注目した部分を確認することが出来ます。多くの人がマーキング(ハイライト)した部分に、「〇〇人がハイライト」と表示されるので、重要なポイントを見逃さないで済みます。
メリット⑫メモを残すことが出来る
本に何か書き込む時もありますが、それと同じようにKindle Paperwhiteでもメモを残すことが出来ます。気になった箇所の文章をなぞり、メニューのメモを選択することで、メモを保存しておくことが出来ます。
書き残したメモは後で一覧表示することが出来ますし、書き残した文章のところをタップすることで表示することが出来ます。
メリット⑬知らない単語の意味をすぐ調べられる
文章を読み進める中で、知らない単語に出会った時は、辞書とWikipediaで簡単に調べることが出来ます。知らない単語をなぞることで、下に「辞書・Wikipedia・翻訳」が表示されます。
言葉の意味を調べるのはもちろん、人物や出来事についても調べることが可能です。さらに洋書を読んでいる時は外国語の単語を日本語へと翻訳することも可能。
メリット⑭本をすぐに買うことが出来る
電子書籍の良いところは、書店へ行ったりネット通販で注文したりせずに、ネットで買ってすぐに読めるところ。Kindle PaperwhiteはKindleストアのページへ行くことで、すぐに本を買うことが出来ます。
外出先でもフリーWi-Fiが使えるところであれば、問題なく本を買うことが出来ます。漫画を読んでいるとすぐに次の巻を読みたくなりますが、Kindle Paperwhiteならものの1分ぐらいで次の巻を買ってすぐに読むことが出来ます。
メリット⑮紙の本より安く買える
Kindle版の本は通常版の本に比べて安いです。
1,500円ぐらいの本だと200~300円ぐらい安い値段で買えるので、かなりお得です。KindlePaperwhiteは最初は端末の購入代金が必要ですが、長く使えば使うほど普通に紙の本を買っていくよりもお得になっていきます。
メリット⑯プライム会員なら1000冊前後は無料で読み放題
Kindle Paperは端末を買うだけでは本を読むことは出来ません。Kindle版の本を別途購入する必要があります。
しかし、Amazonのプライム会員なら「Prime Reading」という特典があるので、1000冊前後の本をタダで読むことが出来ます。プライム会員だったら、まずはプライムリーディングで無料の本を読んでみましょう。
メリット⑰Kindle Unlimitedに入ると和書12万冊が読み放題
Kindle Paperwhiteを買うなら、「Kindle Unlimited」を利用するのがオススメ。
このサービスは月額980円で和書12万冊、洋書120万冊が読み放題となるサービスです。通常の書籍を1冊読むだけで元が取れるので大変お得なサービスです。
プライム会員が無料で利用出来るプライムリーディングは全1000冊程度なので、すぐに飽きてしまいますが、「Kindle Unlimited」ならそういったことはありません。
Kindle Paperwhiteを使ってみて分かったデメリット
デメリット①説明書が無い
Kindle Paperwhiteは説明書がありません。
分かりやすい説明書みたいなものがあればよかったのですが、説明書が無いので最初はあれこれといじりながら操作方法を覚えていく必要があります。そのため、最初は使いづらいと感じることが結構多いです。
デメリット②買った本を売ることが出来ない
電子書籍リーダー全般に言えることですが、買った本は中古本として売ることは出来ません。
デメリット③全ての本がKindle対応ではない
もともと書籍の専門通販サイトだったAmazonなので、電子書籍対応の本はかなり充実しています。それでも、やっぱりKindleに対応していない本も多々あります。現在のところ、全ての書籍がKindleに対応しているわけではないので、読みたいと思っても読めない本もあります。
デメリット④雑誌は読みにくい
Kindle Paperwhiteの一番のネックは雑誌が読みにくいところ。Kindle Paperwhiteは書籍の読みやすさに特化した端末なので、画面は白黒です。そのため、カラーの雑誌を買って読んでも当然白黒。本来大きい雑誌が小さい画面で表示されるので、雑誌はかなり読みにくいです。
もし、雑誌も見たいし映画も見たいといった場合は、Kindle Paperwhiteのような電子書籍リーダーを選ぶのではなく、AmazonのFireタブレットを選ぶのがオススメです。
Kindle Paperwthiteを3年以上使ってみた結果、大満足!
Kindle Paperwhiteを3年以上使い続けてきて、不満点もいくつか見つかったものの、現状Kindle Paperwhiteには大満足しています。本当に買って良かったアイテムです。
現在のところ電子書籍リーダーと言えば、書籍のラインナップが充実しているAmazonのKindle一択の状況で、敢えて他社の電子書籍リーダーに買い替えるという選択肢は全くありません。そして、AmazonのKindleシリーズの中でKindle Paperwhiteが価格的にも使いやすさ的にも一番だと思っています。
Kindle Paperwhiteと他の端末との比較
Kindle | Kindle Paperwhite | Kindle Oasis | |
---|---|---|---|
価格 | 8,980円~ | 13,980円~ | 29,980円~ |
大きさ | 113x160x8.7mm | 116x167x8.18mm | 159x 141×3.4-8.3 mm |
インチ | 6インチ | 6インチ | 7インチ |
解像度 | 167ppi | 300ppi | 300ppi |
容量 | 8GB | 8GB/32GB | 8GB/32GB |
防水 | × | 〇 | 〇 |
安さ重視→Kindle
Kindleシリーズの中で一番安いモデルです。
1万円以下で買えるので、安さ重視で選ぶなら「Kindle」で大丈夫。
より大きな画面で見たいなら→Kindle Oasis
より迫力ある大きな画面で読みたいならKindle Oasis。ページ送り・戻しの物理ボタンがあるので、操作性も良いです。
オススメNO.1→Kindle Paperwhite
現状、やっぱり一番のオススメは「Kindle Paperwhite」。
価格は1万5千円程度で高すぎず、安すぎず丁度良い。解像度も上位モデルのOasisと一緒で防水性能もある。僕も3年以上使ってみたけど、本当に良かった。というわけで、AmazonのKindleを選ぶなら、「Kindle Paperwhite」を選ぶのが一番オススメです。