phiten(ファイテン)のロングセラー商品「ファイテンパワーテープ」は、本当に効果があるのか気になったので、買って試してみることにしました。箱根駅伝を始め主要大学駅伝では多くの選手が丸いテープを体のあちこちに貼っていますし、日本陸上のトップ選手も同様にパワーテープを愛用している人が多いです。それだけ多くのアスリートが使っている商品なだけに効果は凄いのではないかと思い、使ってみることにしました。
目次
ファイテンパワーテープとは
- ファイテンのロングセラー商品
- 気になる部位に貼るだけのボディケアテープ
- チタンの力で気になる部位の痛みを和らげる
- チタンの力で関節や筋肉の運動機能を高める
- トップアスリートがこぞって愛用
ファイテンパワーテープとは、RAKUWAネックを販売することで有名なファイテン(phiten)の人気商品です。丸いシールを貼るだけで痛みのある部位や筋肉の張りがある部位など気になるところのボディケアをすることが出来るシールで、使い勝手が良いということで大人気。一般の人はもちろんですが、特に陸上競技やマラソンといったスポーツをする人に人気があるアイテムです。
ファイテンパワーテープは、肌に密着する粘着部にファイテン独自技術のチタンをコーティングしているので、チタンの恩恵を受けることが出来、リラックス効果や痛みの軽減、運動機能を高めるといった効果が期待出来ます。現在は日本人選手だけではなく海外のトップ選手もパワーテープを使っている人が多いみたいです。
ファイテンパワーテープは全3種類
商品 | パワーテープ | パワーテープX30 | メタックステープ |
---|---|---|---|
外観 | |||
価格 | 770円 | 1,100円 | 1,980円 |
数 | 70マーク | 50マーク | 50マーク |
効果 | 普通 | 強力 | 超強力 |
ファイテンパワーテープは3種類あります。スタンダードな「パワーテープ」と上位版の「パワーテープX30」、さらにその上を行くプレミアムな「メタックステープ」の3種類です。ファイテンパワーテープは1マークあたり11円ですが、メタックステープになると1マークあたり39.6円となります。グレードが上がると価格が上がるのはもちろん、効果も協力になっているようです。
パワーテープ:スタンダードタイプ
取りあえずパワーテープを試してみるなら、普通のパワーテープがオススメ。粘着面にチタン(炭化チタン)がコーティングされているので、チタンの恩恵を得ることが出来ます。1マークあたり11円と一番安いので、たくさん使うならスタンダードタイプが最適。
パワーテープX30:上位タイプ
通常のパワーテープよりもパワーアップしたのがパワーテープX30。生地に通常の30倍のアクアチタンを含侵したもので、より高い効果を実感出来るボディケアテープとなっています。1マークあたり22円とスタンダードタイプの2倍の値段となりますが、ここぞという時に使いたいテープです。
メタックステープ:最上位タイプ
パワーテープの最上位タイプ、「メタックステープ」。生地にメタックスを採用し、より強力な形で体にアプローチするテープ。1マークあたり39.6円とかなり高いテープなので、本当に本当に大事な試合でのみ使いたいテープです。
ファイテンパワーテープの効果を確かめるべく、上位版X30を買ってみた
今回、ファイテンパワーテープの効果を試すべく買ってみたのが「パワーテープX30」です。どうせ買うなら上位版のX30で効果を試したかったので、このテープを買いました。メタックステープにしようかなとも思いましたが、メタックステープは丸型ではなく楕円型ということで、多くの選手が使っている丸いテープを貼ってみたかったのでX30にしました。
パワーテープX30の袋を開けてみると、中に入っていたのは50マークが貼ってある1つのシートのみが入っていました。特別取扱説明書みたいなものは入っていませんでした。
テープの使い方に関しては袋の後ろに簡単に説明があります。使い方は、身体を動かしながら指でポイントを確認し、そこにパワーテープを貼るというとてもシンプルなもの。特にあれこれ考える必要はなく、気になる部位を見つけて、そこにシールを貼ってみたら良いみたいです。
また、貼ったままでも入浴は出来、その後も効果は続くということで、これはかなり嬉しいところ。ランニングをする前に貼って、ランニングを終えてシャワーを浴びればそこでお役御免になってしまってはコスパが良くないので、入浴しても大丈夫というのは有難いです。
ファイテンパワーテープX30のテープはこんな感じ。大きさはかなり小さいです。気になる部位に集中的に何個もテープを貼ると目立ちますが、一つ二つ貼る程度なら全然目立たなそうです。色も肌色に近い色なので、良いです。
裏(粘着面)はこんな感じ。見た目はかなり古い木材みたい。ここはミクロチタンボールを採用しているみたいです。ちなみに、ここは結構特殊なニオイがします。体に貼っていてニオイが気になるということはありませんが、テープの裏面に鼻を近づけるとニオイがあるのが良く分かります。これがチタン特有のニオイなのでしょうか。
ファイテンパワーテープを手にとってみたら、取りあえずどこかに貼ってみるのがオススメ。ファイテンパワーテープは気になるところに自由に貼るテープなので、基本的にどこに貼っても大丈夫。痛みを和らげたい、筋肉の張りが気になるといった箇所に貼ってみましょう。
また、粘着面にチタンがコーティングされているということで、何か変な感覚があるのかなと思いましたがそれは全くなかったです。普通のシールを貼っているのとほぼ同じです。
ファイテンパワーシールの貼り方
ファイテンパワーテープは基本的に体のあちこちを触ってみて、気になるところに自由に貼るテープです。そのため、ここに貼らないと全く意味が無いということはないので、取りあえず気になる部位に貼ってみるのがオススメ。
また、どうせ貼るならより正確な効果を得たいという人は、スポーツ別の張り方(ファイテン公式ページ)やパワーテープの張り方(ファイテンジャパンYouTubeチャンネル)を参考にしてみると良いです。そのほかにも、いろいろな整骨院がそれぞれの症状を解消するための貼り方を紹介しているので、そこらへんもチェックしてみると良いです。
ファイテンパワーテープX30を1週間色々なところに貼ってみての感想
今回、ファイテンパワーテープX30を1週間使ってみました。仕事は1日PCと向き合うデスクワークということで、首や肩のこりが酷いのでそれを少しでも解消出来れば良いなということで首や肩回りに貼って使ってみました。また、マラソン大会へ向けた練習もしているので、ランニング中や後にも貼って使ってみました。
デスクワークでの効果
仕事は日中ずっとPCと向き合っているので、かなり首や肩が凝ります。それを解消したいと思い、いろいろなところに貼ってみました。一番しっくりきたのは、「肩井(けんせい)」という肩先と首の付け根の真ん中あたりにあるツボです。ここに貼って仕事をすると、仕事終わりにそれほど疲労感が無いので、良かったです。
最初テープを貼った時はあまり効果が分からなかったのですが、2~3日使うと、あまり疲れが溜まっていないのに気づき、パワーテープのおかげかなと効果を実感出来るようになりました。仕事中も肩が楽なので、これからも仕事で使っていきたいです。
ランニングでの効果
ランニングでは、15km走や20km走といったロング走をすると、太ももの裏やふくらはぎに張りや違和感を感じることが多いので、まずはそこに貼ってみました。太ももの裏の真ん中にある殷門(いんもん)と呼ばれるところ。そしてふくらはぎの真ん中である承山と呼ばれるところ。この2カ所の左右それぞれに貼ることで、ランニングを終えた後の疲労感が少し軽くなった気がしました。ロング走後の回復も心なしか少し速いと感じます。
また、特に良かったのが喉の4点貼りという貼り方。のどぼとけの左右に、そしてその左右それぞれ5cmぐらい下に貼ると、走っている時の呼吸がしやすくなったように感じました。ただし、パワーテープを貼って普段のペースが劇的に上がるみたいなことはなかったです。
ファイテンパワーテープの効果が気になるなら、まずは使ってみるのがオススメ
ファイテンパワーテープを使ってみて、効果はそれなりに実感することが出来たので良かったです。特に「ファインパワーテープを貼っていれば速く走れるような感じがする」という自分の中での思い込みみたいなものもかなり影響したと思います。ファイテンパワーテープは効果を実感出来る人もいれば、出来ない人もいるので、本当に効果があるのかどうかは自分で実際に試してみるのがオススメです。
僕は、今回パワーテープを使ってみて良いなと思ったので、これから普段の練習やマラソン大会でも使っていきたいと思います。