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初めて月間走行距離100kmを突破して分かったこと

月間100km走破したシューズ
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ランニングを始めて2年近く。ようやく月間走行距離100kmを突破しました。初めてフルマラソンを完走した月でさえ、月間走行距離は100kmに届かなかったのに。ランニングを始めた当初、足を痛めることが多く、月に100kmも走れるようになるなんて、結構感慨深いものがあります。

今回は、月にトータルで100キロを走った内訳や月に100km走るランナーがどのぐらいのレベルなのか、僕(KENGO)が実際に走ってみて分かったことを紹介したいと思います。

 

月間走行距離100kmを達成!その内訳は?

月間走行距離100km
5km10km
14km11km
15km10km
10km15km
10km15km

月間走行距離:115km
回数:10回
1回あたりの平均距離:11.5km
最短距離:5km
最長距離:15km

2019年5月に初めて月間走行距離100kmに到達しました。

ランニングを始めたのが2017年で2年以上かかりましたが、ようやく100kmの壁突破です。ここに来るまでかなり時間がかかってしまったので、達成感があります。

5月の31日のうち10日間ランニングを実施し、1回あたり5~15kmを走り、合計115kmを走破しました。

僕の場合は、あまり間隔をつめて走ると足を痛めやすいので、2~3日休みをあけて走るようにしています。最初は1回あたりの距離は2~3kmぐらいでしたが、徐々に距離を伸ばしていく中で、100kmを突破出来たという感じです。

月間走行距離100kmはどのレベル?

月間走行距離100kmのレベル

月間走行距離100kmは大きな区切りです。ランニング・マラソンを始めた人は、「100キロ」というキリの良い数字を最初の目標とする場合が多いです。僕も、「いつか月間100km走れるようになりたいな」と思いながら走ってきました。

では、この月間走行距離100kmというのはどんなものか。月間走行距離の平均値やタイム別の月間平均走行距離のデータを基に、どのぐらいのレベルかチェックしてみました。

月間走行距離の平均値

月間走行距離の平均データ月間走行距離の平均

RUNNETの「ランナー世論調査2018」によると、ランナーの月間走行距離の平均値は「124.1km」。一番多いゾーンは「51km~100km未満」で、その次が「101km~150km未満」。

300kmや200km走るランナーも含めた平均値124.1kmには、「100km」は及ばないものの、全ランナーの中央値にはかなり近いと思います。そのため、月間走行距離100kmは平均レベルに限りなく近く、はっきりと「趣味はランニングです」と言って良いレベルでしょう。

タイム別の月間走行距離

タイム別月間走行距離

ランナー世論調査2015」では、フルマラソンのタイム別ランナーの月間走行距離が分かります。

このデータを見ると、フルマラソン完走レベルのランナーは月間走行距離は100km未満の人が多いことが分かります。僕も初めてのフルマラソン完走時の月間走行距離は100kmに遠く及ばなかったです。

また、興味深いのがサブ4(4時間切り)を達成したランナーでも、「101~109km」の人が多いということ。つまり、月間走行距離100km突破で、サブ4が現実的に見えてくるということ。これはまだ4時間切りを達成していない僕にとっては大きな励みとなります。

月間走行距離100kmを突破して分かったこと

100km走破で分かったこと

①誰でも達成可能

月間100kmを突破してみて思ったのが、「誰でも達成可能」であること。僕はランニングを始めてから膝や股関節を痛めながら走れない時期があったり、怪我の連続でモチベーションが大きく下がって走るのを辞めてしまった時期もありました。それでも、今100kmを突破出来るところまできました。

②スタミナがかなりついた

月に100キロも走るようになると、スタミナがかなりついたのを実感出来ます。このぐらい走ると、ハーフマラソンを完走することは朝飯前に感じますし、フルマラソンもいつでも走れると楽に構えられるようになります。

僕はハーフマラソンとフルマラソンの前の練習は、月間100kmも走っていません。それでも完走出来ました。初めてハーフマラソン、フルマラソンへ挑戦する人は、100km未満でも十分です。

③量は凄く大切だと気付いた

マラソン練習は、「質」を重視するべきか「量」を重視するべきか、議論になることが多い。月間100kmを突破してみて、僕が思ったのは、まだサブ4を達成出来ていない僕みたいなランナーからマラソン初心者の場合は「量」が凄く大事だということ。

月間の走行距離が伸びていく中で、明らかに走れるペースが上がってきたのを実感しました。もちろん、サブ4やサブ3.5といったレベルに達すると質も意識することが大切になってくると思いますが、サブ4手前のレベルなら質はあまり意識せず量をこなした方が良いのかなと思います。

③サブ4も現実的に見えてきた

月に100kmを走ってみて、サブ4(4時間切り)が現実的に見えてきた気がします。月50km未満の時は5分40秒ペースで42キロも走るなんて想像もできなかったですが、走行距離が80km、90km、100kmと伸びるにつれて現実味を帯びてきたのです。

実際にサブ4を達成しているランナーでも、月間走行距離は100kmあたりというランナーも多いので、月間走行距離100km突破はサブ4を達成する上で大きな自信となります。

⑤趣味はランニングと自信を持って言えるようになった

「どのぐらい走っているの?」と聞かれた時に「月100km走っている」と言うと、周りの反応が凄く良いです。普段走っていない人だと凄く驚いてくれるし、ランニングをしている人でも「凄いね」とランナーの一人として認めてくれます。

なので、月間100km走るようになってからは自信を持って「趣味で走っている」と言えるようになりました。

最後に、月間走行距離100kmを目指す人への注意

月間走行距離100km走破のまとめ

マラソンへ向けて走るようになると、月間走行距離100kmを意識することが多いです。サブ4を意識するようになってから、月間100kmを目標にする人も多いでしょう。

走る量は凄く大事で、走る量が増えれば、最初はかなりタイムが伸びます。でも、あまり無理をしてまで100kmを目指さないように注意しましょう。

月間走行距離を増やすということは、1回あたりの走行距離を伸ばす、または走る頻度を増やすことになります。当然、体への負担は大きくなるので、ランナーであれば足の裏やかかと、膝、股関節、腰といった箇所を痛める可能性が高くなります。僕も実際、ランニングを始めた当初は無理に走る距離を伸ばすことで怪我をしました。

なので、月間走行距離は無理に増やさないことが大切。怪我の無いよう、無理をしない程度に徐々に走る距離を伸ばしていき、結果的に「月間100kmに届いた」というのが理想です。

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